は30代から資産運用を始めたのですが、もう40代も近くなってきました。

正直20代から始めてれば・・・と思ったこともありますが、その頃は情弱でNISAやiDeCoの存在すら知らず、株の本は読んでいたのですが、その頃の株取引のイメージしかなかったので、やってこなかったです(もっと調べればと後悔)。

 

では、2024年からの新しいNISAで「つみたて投資枠」を活用して投資信託に積立投資をして、今回は40歳からと50歳からと60歳からと年率5%(平均は7%ぐらいですが今回は5%でシュミレーションします)で複利運用をやっていこうと思います。

まずは40歳から月5万円、月7万円、月10万円を積立投資し、年率5%で複利運用できれば、25年後にいくらになるのでしょうか。

 

投資額(簿価)が累計で1800万円を超える部分は特定口座での運用に切り替える必要があり、利益に対して20.315%の課税が生じるのですが、細かいことは考えずにやっていきましょう。

まずは月5万円だと投資額累計1500万円で評価額2977万円、月7万円だと投資額累計2100万円で評価額4168万円、月10万円で投資額累計3000万円で評価額5955万円となります。

いかがでしょうか?NISAであれば、利益に対して税金はかからず、この評価額が丸々自分のものとなるわけです。

これは長期+積立+複利+非課税(NISA)の威力を実感いただけたと思います。

そして、ここで最も大切なことは「年率5%~7%で複利運用できるポテンシャルの高い投資信託」を選択することなのです。

僕としては、米国に集中しているのですが、相場や将来のことは誰にも予想ができないので、無難な人気金融商品を選択すれば間違いはないでしょう(※ただしあくまで投資は自己責任です)。

 

次は50歳からなのですが、40代に比べると月の投資資金をある程度確保できることと、40代に比べるとやや急ぐ必要性があると思うので月8万円と月10万円を積立投資し、年率5%で複利運用できれば、15年後にいくらになるのでしょうかを見ていきましょう。

まずは月8万円だと投資額累計1440万円で評価額2138万円、月10万円だと投資額累計1800万円で評価額2672万円となります。

いかがでしょうか?老後2,000万円問題があったと思いますが、クリアできていますね。

もしかすると人によっては月にもっと投資に回せる方もおられるでしょうし、運よく利回りが5%を遥かに上回る率で複利運用できれば、3,000万円も見えてくると思います(最近は老後3,000万円問題まで膨れ上がっていましたね)。

 

最後は60歳からですが、60歳になると年月を味方に付ける戦略が取りづらくなってしまいます。

しかし、退職金を貰えるタイミングなので戦略などを練れば個人的には問題ないと思っています。

例えばですが、成長投資枠にて東証ETFに投資していき、過去の価格上昇=パフォーマンスがよく、かつ分配金利回りが高い銘柄を選択したりですかね。

それでは60代は月10万円と月15万円を積立投資し、年率5%で複利運用できれば10年後にいくらになるでしょうか。

まずは月10万円だと投資額累計1200万円で評価額1552万円、月15万円だと投資額累計1800万円で評価額2329万円となりました。

これに退職金もあるので、それも投資信託に回すと年金と運用益だけで70代を過ごせるかもしれないので、元本はほとんど減らない可能性もありますね。

 

いかがでしたでしょうか?NISAの威力がいかに魅力的かおわかりいただけたと思います。

なので、あくまで自己責任ですが、迷っている方は少額からでもまずは始めてみませんか?

複利運用は時間が最大の魅力となるので、早く始めるには越したことはありませんが、投資の世界は40代からでも十分戦えます。

 

それでは今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。