動産投資に関する書籍はもうこの3冊で終わろうかと思います。

インプットばかりしていてもキリがないので、ただ読み終えた書籍の中から大事な部分をピックアップしていく中での復習はすると思います。

さて、ここから3冊目の書籍に関しての感想を簡単に綴っていきたいと思います。

この著者の方も元サラリーマンで、そのサラリーマンになる前はフリーターをやっていたそうです。

そんな著者が不動産投資を知った年齢が25歳の時で、そこから初めての不動産を買うまでの期間が約6年ほど空いて31歳の時だそうです。

なぜこれだけの期間が空いたのかもご説明されていましたが、まずはフリーター属性の時に不動産投資を知って、そこから勉強を始めたそうです。

 

書籍を読み漁り、ネットやセミナーにも参加したりと、色んなことをやっていたそうです。

そして、自己資金もなく、フリーターでは金融機関から門前払いをされるしかないので、まずは会社員になることにして、年収は低いままですが、とりあえずは会社員という立場を手に入れたのです。

ですが、転職したてで、自己資金もなかったので、金融機関からも不動産会社からも全く相手にされなかったそうです。

とりあえず自己資金を貯めてから来てください、といった感じで、言われ続けたそうです。

そこから2~3年かけて200万円を貯めたそうです。

その間は、お金に関する資格を取ったりと、勉強を続けており、節約もしながら過ごしていたのです。

そして、不動産業者のネット情報を漁るだけで、中々、購入できる機会にも恵まれずにただ月日だけが経過していき、著者はこの期間をインプット8割、アウトプット2割といった感じで、これでは購入できないと感じたそうです。

 

そこで、200万円を貯めれた自信も付き、マインドを切り替えて勉強ばかりしてそれを重視しているばかりでは意味がないと思い立ち、インプット2割、アウトプット8割にシフトをして、本気で不動産会社と物件を探して、不動産投資を知ってから約6年後の31歳の時にようやく1棟目の購入に至ったそうです。

前回、読んだ著者の方とは、違ってこの著者の方はRC造のマンションは避けることにしていました。

 

RC造は、資産価値は高く、条件に恵まれれば爆発的な利回り率を叩き出すので、最速にはもってこいだそうですが、よほどの良物件でない限りは、資産価値が高いだけで、利回り率が低いので、一概には言えないが、避けた方が良いというのが、この著者の考え方でした。

自分の属性もよく、そこそこの物件であれば、融資審査は通りやすい傾向にあるので、不動産会社が薦める物件を審査に通して、銀行の審査も通ったから良物件だったんだと勘違いして、購入してしまい、いざ蓋を開けてみれば満室状態で、利回り10%ほど、空室が出たものなら一桁台に落ち込み、更に初期経費が思った以上に発生し、キャッシュアウトしている高学歴で大企業に勤めるサラリーマン大家さんが多いそうです。

 

この著者は自分の属性が良くないことも理解しており、自己資金も少なかったので、キャッシュフローを意識した物件を中心に購入していったそうです。

要は手元に残る金額をより多く残せることに重きを置いているということです。

そうすれば急な出費にも対応できるし、現金が手元に残ることで、2棟目を購入する際にも有利に働くということでした。

 

主に木造アパートを中心により安く、利回りが高い物件を探すという手法でした。

そして、区分所有も否定的な方で、その理由は、効率が悪いからだそうです。

入ってくる家賃が一つ分しかないので、最速でお金持ちになろうとしたら1棟買いが基本という考え方でした。

 

主にあなたが属性も低く、自己資金も少なければ是非キャッシュフローを意識しながら不動産投資をやってみて下さいとった感じで、勧められていました。

まずは、家賃収入手取り月100万円を目指しましょうというスタンスの元、「毎月100万円キャッシュフロー倶楽部」というコミュニティの部長をされています。

この「毎月100万円キャッシュフロー倶楽部」は、無料で入れますが、入会するには、部長の面談が条件となっているみたいです。

気になる方は一度覗いてみるのもいいかもしれませんね。

その第一歩としては、まずは月50万円を目指し、それが達成出来たら月100万円は近いそうです。

その中で、気を付けなければいけないことは、悪い物件を掴まされることであり、特に属性が良い方は、その悪い物件を掴まされる傾向が強いので、気を付けましょうということです。

やはり、属性が良い方は、信用度が高いので、銀行の審査が通りやすく、審査にあがる物件が決して良物件だから審査が通ったということではないことが特徴としてあるそうです。

 

なので、自己資金もあり、信用もある方は特にカモにされないように注意が必要ということです。

著者は初め勉強ばかりしてきましたが、それは決して間違いではなく、騙されないようにする為には、知識が必要不可欠であり、悪い不動産会社の営業の方に、掴まされないように、正しい知識を持って良い不動産会社を見つけましょうということでした。

ただ、アウトプットだけでは、進まないので、しっかりと知識がついてきたらアウトプット中心にシフトチェンジすることが大事なのです。

 

そして、行動をしていく中で、大事な事はまずは物件の土地などが決まれば金融機関探しを優先的に進めていくのが大事だそうです。

物件を決める前に、どの銀行がどの不動産投資に融資が出しやすいのかとか、金利や融資額などリサーチすることが大事だと書かれていました。

その上で、良物件を探し、良い不動産会社を探していきましょうということでした。

 

成功するには良い不動産会社で良物件を購入することが、絶対なので、そこは意識していきましょう。

著者の方は、自分が譲れない物件の条件があり、その条件を例え満たしていてもその物件を管理している不動産会社が投資に弱く、あまり良くないと感じたならば購入は控えるといった感じで、あくまで良物件+良不動産会社なのです。

 

そして、見失ってはいけないことが、あなたがなぜ不動産投資をやろうと思ったのかと言うことです。

仕事を辞めて時間や経済面から早く解放されたいといった方が多いと思いますが、その方は、できるだけ早く複数棟を持つことに意識して、早く経済的自由を目指さなければいけないので、その為には、キャッシュフローが大事で、それを忘れて、早くローンを返そうと月々無茶な金額を返済したり、短期間でローンを組んで、月々の返済額を増やしてキャッシュフローを減らしたり、不動産投資は経営の面もあるので、不用意に管理者としてのオーナーの領域を超えた業務もして、結局自分が働く時間を増やしていては元もこうもないのです。

 

あくまで、著者は時間も自由になりたいので、自分は好きなことをしていても家賃収入が入ることに意識をしてほしいとのことでした。

その為には、自分がやるべきことと、管理会社などがやるべき領域分けはしっかりとして、自分自身はオーナー(資産家)としての決断力と迅速力を持って不動産投資に挑みましょうといったニュアンスで、最速で、経済的・時間的自由を手にしましょうとのことです。

僕も失敗やカモになることは怖いですが、行動しなければ何も動かないので、是非一緒にこれからアウトプットしていきましょうね。

もちろん書籍の内容全てをお伝え出来ないので、気になった方は読んでみてくださいね。

それでは今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。