冊目の書籍を読み終えたので、簡単に感想を綴っていきたいと思います。

こちらの著者の方は、元サラリーマンの方で、不動産に関する会社にも勤められていた方です。

この方の会社員の給料も決して多くはなく、自己資金もなかったので、やはり最初の資金調達に苦労されたそうです。

 

資金調達に知識吸収、奥さんの説得にも時間をかけて、その間は、ネットで、毎日のように物件情報を集めて、休日は物件探しや不動産業者探しに奔走していたそうです。

その熱意が伝わったのか、奥さんの説得にも成功して、初めの物件を購入する際の連帯保証人も引き受けてくれたそうです。

 

不動産投資を始めるにあたり、資金調達で門前払いをされる日々に、金融機関からの信用性を高める為に、従業員数が数名の会社から大手の企業に転職もされたそうですが、決して転職が良い方向に向くとは限りません。

いくら大手でも勤続年数が稼げていないからです。

しかし、著者は転職する前の会社の身分で行った銀行で門前払いされたそうですが、大手に転職してから行った時は、良い会社に勤められたのですね、と話を聞いてくれるようになったそうです!

 

銀行にお勤めの友人の話では、融資が通りやすいというか、銀行員が好む方のランキングが下記のようです。

1,資産家

2,公務員

3,大企業

 

さて、著者の主な手法は、アパートの一棟買いです。

築古のRC構造の表面利回り1.2%~1.4%を軸にしているイメージで、特にキャッシュフローも重視されている感じでした。

特に自己資金が少ない方は、キャッシュフローを意識して、手元に現金がなるべく残るようにした方が、急な出費にも対応できるというのが一般的だそうです。

 

そして、区分所有なのか、一棟買いなのか、新築なのか、中古なのか、木造なのか、RC造なのかといったことに関しては、不動産投資を始める理由やあなた自身の考え、その時の市場によっても違ってくるので、考えるだけ無駄ということです。

逆に言うと初心者だからと言って、不動産業者の言いなりに買うのではなく、しっかりと自分の意見や主張を持ちましょうと言うことですね。

 

この著者の方は、最初の物件を購入する際に、銀行との契約を交わし、実際に融資を受ける前夜は一睡もできなかったくらい、元々、とても臆病な性格で、書類へのサインや印鑑を押す時は、手が震えていたそうです。

そんな著者が借金を恐れなくなったのは、会社員の思考から抜け出すことを意識して克服できたそうです。

借金=悪というイメージが未だに強く根付く日本人は、中々、思考を変えられないかもしれませんが、投資家になるには、銀行からの借り入れが必須であるので、避けられない道なので、借金を資産として捉えていきましょう。

 

住宅ローンは組めるのに、他人の住まいのローンを組むのは、怖いんですね・・・

これにはやはり、前述の借金が悪プラス投資は怖いといったイメージが強烈に出てくるんでしょうね。

著者の奥さんも不動産投資を始めると言ったら、そんなことよりマイホームが欲しいと言われたそうですwww

勘違いしている方が多いと思いますが、住宅ローンや自動車ローンの方が資産がない内は、悪い借金ですよ。

贅沢は資産を持ってからです。

この順序がとても大事ですね。

では、著者の方が、不動産投資で成功しているのには、何か特別な能力や隠れた才能があったんじゃないかと思う方もいるかと思われますが、全くの普通の方です。

 

やはり成功の鍵は、行動力です!

行動できるか、地味な努力を続けられるか、それが失敗するか、成功するかの分かれ道なのです。

しかし、前提として行動をまずはしないと成功も失敗もできないのです。

 

著者の方も失敗をしてきたそうです。

決して良物件ではない物件を購入してしまったり、出口戦略を失敗して、数千万円の損失に繋がったりとか、この書籍の執筆中も家賃滞納者との裁判も控えていたりと、色々と失敗もしてきて今があるそうです。

 

何事もやってみて経験することが自分を育てられる唯一の方法です。

経験を積むことで、失敗にも臨機応変に対応でき、それに加えて知識もあるとなお、傷は浅くなるでしょう。

だからまずは、悩むくらいなら行動あるのみです。

 

そして、この書籍の特徴は、僕たち不動産経験がない方や初心者の方からのよくある質問に答える形式で書かれているので、これから始められる方にとっては自分の悩みも解消できるでしょうし、不動産投資の魅力にも気付けるきっかけとなる書籍だと感じました。

僕も色々と学べたし、益々、不動産投資の魅力にも気付けたし、早く岡山県へ現地入りして、実際に物件探しや不動産業者の話を聞いてみたいとソワソワしています。

インプットをしているとキリがないので、最後の書籍を読んで、早くアウトプットしていきたいですね。

この書籍の内容については、とてもとてもブログでは書ききれないので、気になった方は、一度読んでみて下さいね。

それでは今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。