- どこまでやったらクビになるか―サラリーマンのための労働法入門 (新潮新書 277)/大内 伸哉
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サラリーマンとして会社で働く人が、
どこまでやるとクビになってしまうかを
労働基準法などの法律をまじえて解説した本である。
ブログで社内事情を書きすぎるとクビになるか。
副業はどこまで許されるのか。
残業手当の問題。
労災認定。
セクハラ。
定年。
喫煙問題など。
サラリーマンとして気になることが満載である。
法律による根拠や、実際の裁判例を紹介してあり
わかりやすい。
世の中には、知らないと損をすることが多い。
健康保険、年金、労災保険、税金など。
サラリーマンは給料から天引きされている。
ただ、実際にそれらを受けるときは大概「請求」
しなければならない。
払う時は強制的にとられるが、もらう時は請求する。
しかも請求書の書き方も複雑な場合もある。
請求しないと時効をむかえ、請求できなくなる。
法律の前であぐらをかいていてはダメなのだ。
労働基準法なども、サラリーマンにとっては
身近で重要な法律なので、
勉強していて損はしないと思う。