この続き。


今年、同じ職場になったママさん職員が、メンタルの病で休んでしまった。


でも彼女、かねてから通院していたらしいんだけど、それを職場には伝えていなかったらしい。


私達の部署は、残業も多いし、仕事は難しいし、人はいないようなところ。


彼女は時短勤務なんだけれども、そんなうちの部署を希望してきた。


できるだけ、時短についても、仕事内容についても配慮していた。


彼女は子どもや健康上の都合も含め、他の職員よりも休むことが多かった。


だけど、他の職員も手一杯だから、ピリピリする。


正論だけど、厳しいことを、感情的に言われてしまった。


それから、休んでしまった。


確かに伝え方はあったと思うよ。



今、私達は、彼女の負担分をフォローしている。そんな私達も疲れ切っている。


かくいう私自身も、残業続き、子どもの都合や、自らの体調不良を押して、毎日こなしてきていたんだ。


ちょっと、心境としては、微妙だよね。


私は、そんな彼女をあまり好きになれない。


職場は、彼女の言い分をちゃんと聞いてきた。

ちなみに、私の言い分なんて、大して聞いてもらったことはないのにさ。

なんとかこなしてきた人の希望は聞いてもらえなくて、ただ使われてさ。

そんなこと、知らないでしょ。

これ以上、どうして欲しかったの?


残ったものは、強いかもしれない。

残ったものは、優秀なのかもしれない。

我慢することはダメかもしれない。

組織はブラックなのかもしれない。


だけど、みんなも大変だから、やれるだけは、ちゃんとやろうとしている人達が、辛い思いをするのは、どうなのかな。


そこに仕事があるから、やろうとしている人間が、なぜ辛い思いをするのかな。


だけど、最近、私は思うの。


やはり、私は強いのかもしれない。

私は健康なのかもしれない。

そして、恵まれているのかもしれない。


「あー、ありがたいな。キツイけど、幸せだな。」


こうやって、続けてきたんだなと。