こんにちわ〜(*^▽^*)
今日は穏やかに晴れた一日となりました。



1月26日は

「文化財防火デー」


1949年(昭和24年)奈良の法隆寺金堂

から火が出て 内陣47坪が全焼しました。


当時の現存する世界最古の木造建築でした

法隆寺金堂の壁画は敦煌の壁と匹敵する

ほどの壁画だったそうです。




法隆寺の火災がきっかけとなり

1950年に文化財保護法が公布され

建物で国宝203、重要文化財1426件が

指定されています




(法隆寺金堂)




金堂の中には

中央に「釈迦三尊像」(国宝)

◎ 中 尊 釈迦如来坐像

◎ 左脇侍 薬王菩薩立像

◎ 右脇侍 薬上菩薩立像




右に「薬師如来坐像」(国宝)



左に「阿弥陀三尊像」(国宝)

◎ 中 尊 阿弥陀如来坐像

◎ 左脇侍 観音菩薩立像

◎ 右脇侍 勢至菩薩立像


 

四隅に「四天王立像」

東…持国天

南…増長天

西…広目天

北…多聞天



釈迦三尊像の両側に

「毘沙門天立像」(国宝)

「吉祥天立像」(国宝)


… などが安置されています。






しかし、文化財保護法が公布された後も

京都では



1950年(昭和25年)7月 2日

鹿苑寺(金閣寺)の金閣(国宝)放火で全焼


1954年(昭和29年)8月16日

京都御所内の小御所が打ち上げ花火で全焼


1962年(昭和37年)7月25日

壬生寺本堂が放火で全焼、重文像などが焼失


1962年(昭和37年)9月 1日

妙心寺の鐘楼(重文)が放火で焼失


1966年(昭和41年)5月27日

妙心寺の塔頭・霊雲院の重文(ふすまなど)

放火で焼失


1966年(昭和41年)7月20日

大徳寺の方丈(国宝)が放火され、重文の

障壁画が焼失


1975年(昭和50年)10月 7日

清水寺の本堂(国宝)の一部を放火で焼く


1976年(昭和51年)1月 6日

平安神宮拝殿など9棟が過激派の放火で全焼


1993年(平成 5年)4月25日

三千院・仁和寺・青蓮院

伏見区の田中神社で同時放火


2000年(平成12年)5月 9日

寂光院本堂全焼。放火の疑いあり


2005年(平成17年)6月19日

世界遺産・仁和寺の僧侶学校がボヤ

放火の疑い

と、放火が絶えない…残念な状況に



そこで、京都府では、ふるさと納税制度を

活用して「文化財を守り伝える京都府基金」

を設置。

全国から寄附を募っています。






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2024年(令和6年)1月 1日の

能登半島地震後


現時点で、石川県・富山県・新潟県

岐阜県・三重県の5県で、国や自治体が

登録・指定した


文化財(計)256件の被害

が出ています。



積雪で確認できないところも多く

今後さらに、増える可能性も高い…





石川県輪島市

「曹洞宗大本山 総持寺祖院」





国の登録有形文化財に指定された回廊など

すべてが被害を受けています。






兼六園では「栄螺山(さざえやま)

の石垣も崩れました…







金沢城跡の石垣も崩壊







重要文化財

「石川県中屋サワ遺跡出土品」

の土器の一部が破損







新潟市南区 国重文

「旧笹川家住宅」




土蔵の壁が剥がれる等の破損が激しい状況





(これらの画像はお借りしました)






文化財を修復し、守り保護していくには

やはり、寄附に頼る部分が多くなるので

しょうか…






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◎空気が乾燥しているこの時期

一般家庭でも 火の取り扱いと

電気による火災には注意しましょう

٩( 'ω' )و


特に、差したままのコンセントプラグの

端子の間ににホコリがたまり、火花が出て

火災となるケース(トラッキング現象)が

多いともいわれています。


私も気をつけよう〜





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1月26日の「誕生花」


「ヒアシンス(濃桃)」

花言葉は「胸を打つ誠意」







「ゼラニウム(赤)」

花言葉は君ありて幸福」







「カロライナジャスミン」

花言葉は「長寿」



             …などが あります