私はサンタさんがいることを中学2年生ぐらいまで信じていた。
一般的には気づくの遅いのかな。
周りの人は小学校中学年ぐらいで気づいたらしい。
サンタさんがいることをガチで信じていた時の事を話そうと思う。
私の家は、毎年12月25日の朝起きたらプレゼントがあるって感じだ。
その日までに、家に飾ってあるクリスマスツリーにお願い事を書くのだ。
ゲームのカセットとか好きなお人形さんが欲しいって書いていた記憶がある。
クリスマスツリーに書いたものを貰った年は1度もない。
叶わぬ夢と悟りながらも、ほんの少しの期待を胸に光輝くクリスマスツリーに向かって健気にお願いするのだ…
1回ぐらい私のお願いしたものくれてもいいじゃない…パッパのケチ…マッマのケチ…
ケチケチしすぎてクリスマスのお願い事にパッパとマッマがケチじゃなくなりますようにって書くまである。
しかしパッパとマッマのケチりんぼもしょうがなかったように今では思う。
願い事を書くのは、12月23日とか24日のクリスマス直前なのだ。
だからそんな直前に書かれても、それを今更買いに行くなど無理な話だろう。
既にプレゼント買っていると思う。
そっかもっと速い時期に願い事書けば良かったのか。
今年のクリスマスに備えて、もう今からお願いしとこっかな。2.3年後の分まで一変にお願いしとくまである。先に先に行動するべきだよね!
じゃ、まだ幼い我が妹達に先手必勝の極意を教えてきます。
「おい妹よ。サンタさんへの願い事、今のうちに考えとけ。そしてそれを書いて冷蔵庫にでも貼っとけ。でっかくな!そしたら必ず欲しい物は手に入るはずだ!」
冷蔵庫にでも貼っとけば嫌でも目に入るので、我が妹の可愛い願いを叶えるために買ってくれるはずだ。たぶん…。ケチんぼのマッマだから確実な保証はできない。高いものだと買ってくれるか分からん…。くっ…妹になるべく安い物にしろって言ってこなきゃ!
そういえばプレゼントが貰える前日の夜は妙にソワソワしていた気がする。
いつも早く寝れるのに、毎年クリスマスの前日だけ寝つけなかった。
なに貰えるかな〜♪
このまま寝ずにずっと起きて、サンタさんを捕まえて、持ってるプレゼント全部貰いたいな〜♪
と、中々サイコパスな妄想をしながら布団でモゾモゾしていた。
私の家は、枕元にプレゼントが置かれていた。
だから、ずっと起きてればサンタさんの面を拝めると思っていたのだ。
毎年毎年サンタさんの顔を見ようと徹夜チャレンジしてるのだが、どうしても寝てしまう。
いつの間にか寝てる。何故か爆睡してる。なんで。なんで?サンタさんの力?親の力?
はっ…!もしや夕食に睡眠薬でも入っていたのか…?!ケチんぼの癖に我が子を眠らせる為に睡眠薬を買うお金はあるのか…!くそっ…私は怒ったぞ!没収だ没収!没収したこの睡眠薬はいつかできる私の息子に同じように使わせてもらうからな!
いつかできる私の息子…。いつかできる?え?できる?できるよね。できるよな。
結婚できるよな……………。
ふぇぇ…子供のサンタさんのお願い事を絶対叶える系マッマになるから…だから私を貰ってぇぇ。
誰かもらってくれぇぇ……。