新型インフルエンザや1918年に大流行したスペインかぜを、同じタイプの季節性インフルエンザと比べると、ウイルスの表面にあってヒト細胞への侵入に使うスパイク状のたんぱく質「ヘマグルチニン」の頭部2カ所に大きな違いがあることが分かった。新型などには糖鎖の「カバー」がなく、侵入しやすさを優先しているのに対し、季節性ウイルスは少なくとも1カ所にカバーを付けることで、ヒトの免疫抗体に邪魔されないよう、防御していた。
 米国立衛生研究所(NIH)と疾病対策センター(CDC)の研究チームが26日までに、米医学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディシン電子版に発表した。今後、このカバー部分を狙えば、ワクチンを効率良く開発できる可能性があるという。 

【関連ニュース】
【特集】新型インフルエンザ
〔写真特集〕新型インフルエンザ
児童ポルノ担当を新設=検視、危機管理も体制強化
「新型インフル対策は成功」=政府諮問委員長が会見で総括
総額は6954億円=3月特別交付税を閣議報告

舛添氏、鳩山氏と距離置く=連携「政策が基本」(時事通信)
参政権法案、提出断念へ(産経新聞)
<日本鋼管病院>看護師勤務表、全員が「平日・日中8時間」(毎日新聞)
もんじゅ再開「月内こだわらず」=福井県知事に協力要請-文科副大臣(時事通信)
青森沖の刺し網漁で転落?父子捜索打ち切り(読売新聞)