還暦おじさんの「気紛れな挑戦」 -7ページ目

還暦おじさんの「気紛れな挑戦」

目標を決めて実行しようと決めた。が?

早寝早起きして体操して駆け足して栄養、カロリーを計算した


食事をしていつも血色良く、ニコニコして、日を送る事が健康?


私が子供の頃、毎朝早く起きてラジオ体操をやらされた。


眠いのに無理に起こされて、それって「健康に悪いのじゃないの」と思う


ダイエットの為に、タマゴ、バナナ、リンゴ だけの食事とか、


肺がんの恐れのある「タバコを吸う」とか、


色々と新しいダイエット情報が出てくる

私は健康や容姿を気にして食べたいものを食べず、


飲みたい物も飲まず、肉体管理して長生きするのは嫌です。


現在、生活習慣病として糖尿病や高血圧の人が多いということは


私と同意見の人が多いと言うことです。


ちなみに、私も糖尿病、高血圧の還暦おじさんです。


人間は長生きするだけが、目的ではないと思っています。


自分は何を一番やりたいか、どんな人生を送りたいか、


人それぞれの目的をしっかり決めてその上で、


その目的に合わせて生きて行きたい。


例えば、戦場カメラマン、カーレーサー、消防士、高所作業員、等、


危険な職業を志した人は事故にあったり事故を起こしたりして、


若くして死ぬかもしれない、


でも、そうやって死んで行く事は、その人にとっては


ごく健康なことなのです。


大体、生きていると言うことは疲れる事なのです。


疲れ、消耗し、すり減って、自然に死へと向かうのが当たり前であって


其の時、悔いがなければそれで良いと思う


あらゆる、生物(動物・植物)は、その一生を、心ゆくまで、


まっとうして、いさぎよく、死ぬのが自然である。


人間だけじゃないの?「長生きすると褒められる」と


錯覚しているのは・・・・・


「ガンは人間を死に導く為に、神様が我々のDNA


組み込んだ産物ではないか」


と言う考え方があるそうです。というのは


ガンが人間に発生してくる理由について、いまだに、


はっきりと解明されていないからです。


ガン以外で亡くなられた老人を調べたら、3060%の人が、


ガンの存在を確認できたと言われています


すべての生物と同様に人間も「種を残す」為に生まれて


働きを終えた人間は消えてくれたほうが都合良いのです。


そうは言うもの、死にたいと思った時に死ねないのが人間、


せめて、安楽死に関する法律を考え直して貰いたいと私は思う。


でも、なかなか難しいらしい。

還暦おじさんの健康管理

妻の姉の旦那さん「義理の兄」が目の手術をすると言う事を聞いて


妻が千羽鶴を折ろうと提案してきた。


私も、大腸がんの手術の時に、その、家族から千羽鶴をもらい、


うれしくて感動したのを覚えている。

還暦おじさんの健康管理
今度は私達がお礼のお返しをする時だ。


私も即、賛成し、即、折り紙を探しに出かけた。


準備が出来たが、あまり、時間がない、


おばあさんを除いて、家族4人でも、


仕事や家事で鶴を折る時間が取れず 

   

私だけ手術後の療養という事で仕事は無いが時間は有る。


初めて千羽鶴を折るとなると、どれくらいの時間がかかるか解らない


枚数を日数で割ると1日約80枚の計算


1枚折って時間を測ったら約6分、それを80枚折ると480分


一人で8時間かかる。息子2人は仕事で、


妻は朝から炊事、洗濯、息子2人の世話で忙しい


暇な時、夕食後に妻、息子2人も手伝って協力してくれる。


とにかく、千枚を折る事は大変だと実感した。


でも、やるしかない。 (´□`。)




わざと、テレビもラジオもつけず夢中になって折っていると、


手と目は鶴を折っているのですが、


頭の中は別の世界を想っている時が有る


抗がん剤について医師に質問している姿が浮かぶ


抗がん剤の効果はどんな検査でわかるのですか?血液検査ですか?とか


抗がん剤には、弱いのとか強いのとか何種類かあって、


病状によって選ぶのですか?


もし、抗癌剤を使わなかったらどれくらいで再発するのですか?


ふと、思いもしない言葉が出る時があったり、


仕事上のアイデアがでたり、又急に、


満点の星空の中で空を見上げていた。りで


まるで、瞑想している様に思える。それは、


鶴を一枚折る6分間の短い間の出来事です。が


「小さな幸せ」を感じました。


次の6分間の「至福の時間」を、又、


得ようと試みても次はダメだった。


やっぱり、欲をだしたらダメです。

 

何枚も折っていて自然と心が無の状態になった時が



一番良いみたいです。



とにかく、鶴を折るのを優先して、


パソコンでの遊びは数日中止した結果


千羽鶴を折りきりました。 (^-^)/


後は糸に鶴を通す作業だけでなんとか間に合いそうです。


家族の一致協力のおかげです。


万歳 \(^^)/ 


感謝ビックリマークビックリマーク

還暦おじさんの甥っ子が結婚するので


その時に乾杯の音頭を取ってくれないかと


父親から直に打診してきた。


普通なら快く承諾するでしょうが


私は、トラウマがあるので一度は断った。


相手も私のトラウマを知っている


だから、すぐに引き下がると、思ったが、


しつっこい」


「俺のトラウマ知っているだろう」


「妻側の親戚や友達で誰かいないのか?」


「俺に出来る訳ないよ!」と2度・3度断っても引き下がらない。


「誰も引き受けてくれないので頼む」と言われ、


「渋々承諾」 拝み倒された。


結婚式まで約1ヶ月位ある。


インターネットで定番の挨拶を調べそこに自分の言葉を入れて


短い文章を作り上げた。


仕事の行き、帰りの車の中で一人声を出して練習した。


「新郎、新婦の名前を間違えないで言えるか?」


「挨拶文をパニックになって忘れはしないか?」など不安が出てくる。


普段、神様や仏様にお参りしている時などに、他の事を思う時があるが


そんな時でも、しっかりと、お参りの言葉は自然と出ている。だから


パニックで頭の中が真っ白であっても、


言葉は自然と出るのではないかと思い何度も何回も繰り返し、


繰り返し練習した。


結婚式当日


朝から気持ちの良い天気で、


私の心の中も薄く雲が出ているが


日の光が降り注ぐ穏やかな天気だ…自分でも不思議です


会場に入る時間が来る


若い男女が続々と入ってくる


進行役の女性司会者と乾杯の音頭時の簡単な打ち合わせをした。


「挨拶の途中で全員に起立をお願いしますが、


どこで、してもらいますか?」と


「新郎新婦に挨拶をしてからお願いします」と私


新郎新婦側の各お偉いさんの後だとは思っていたが、


司会者の声が聞き取りにくい。


私が呼ばれたのを聞き取れなかった。


横にいた妻から教えられて足早に出ていった。


仕事がら、人前で話すことはない、ましてや

総勢100人の前で話すこと等考えられない。


でも、不思議に落ち着いていた。 (^-^)/


新郎新婦に、挨拶が終わり、司会者が「全員起立お願いします」の声


「ガタガタ」と椅子から立ち上がる音


どこで、喋り始めれば良いか戸惑ったが、適当に最初の言葉


「せんえつながら乾杯の音頭を取らさせて頂ます。


皆さんのご唱和宜しくお願い致します。」スラスラ出た「快調、快調」


少し間を開けてから本番の挨拶・・・・・・緊張してきた。ガーン


「輝かしい若い2人の門出を祝い!」と声を大きくし喋り始めたが


案の定、自分の喋っている言葉が解らなくなり、


何か言葉を抜かしたのか、順番はよかったのか解らなかった。


でも最後の「乾杯」だけは覚えている。


無事に終わったらしい。


席に帰ってきたら皆から「よかったよ」と言われた。


皆はおれのトラウマを知っている。だけど


俺のことを知らない司会者から、


おせいじにも「とても良かったですよ!」


言われた時は非常に嬉しかった。 (^O^)/


日頃、お参りしている神様、仏様、ご先祖様のおかげだと思った。


後になってから、嬉しさがこみ上げてきた。


私にとって「こんなに、嬉しいことは無い」


感謝します ビックリマークビックリマーク