自分でも忘れそうになるけど、このブログのタイトルは『ももくりチョコレート』で、私のハンドルネームは「ももくり」なのです。
これは、かこさとしさんの本の題名から拝借しました(^-^)
下の二つは私の大好きな絵本です。

5月2日に、慢性腎不全で加古里子さんが亡くなったというニュースを見ました。92歳だったそうです。
失礼ながら、私は御存命だったことも知らなくて、びっくりしてしまったアセアセすみません。
昔本に載ってた写真で、もう既におじいさんだった印象があったので。
私が大人になってからも、この世界のどこかで、ずっと子供のための絵本を生み出し続けてくれたのだなぁ。
大好きだったのに、知らなくてごめんなさい。

ブログを書こうと思って、この二冊を久しぶりに読み返したら、前は気づかなかったところに琴線が触れた。
↑作者の言葉。

『従来大人が効果を期待し指導してきた集団遊びより、こうしたワクワクする個性的な魅力が、子どもの遊び本来の主軸であることを、私は子どもの実態から教えられました。』
と言う箇所。

息子は、予想の斜め上の遊び方をする事が多い(^◇^;)
ただの四角いブロックを人に見立てておしゃべりさせたり、窓のサッシや色んな溝にビー玉を転がして「ビー玉ビー助ごっこ」をしたり。
家だと、絵本をなだれ状に並べて、「階段でーしゅ」と、乗っかって歩くこともある。(イケないアソビね…)

だから、プレ幼稚園でも、「はーい、こうしましょうね~」と、教えられた遊び方を無視して、一人だけ違う事をしてるのを、ちょっと間止めずに泳がせちゃうのよね。。いたたまれないけどね。
言ったって聞きゃーしないっていう諦めもあってね…、ダメ親ね。

なのでね、加古里子さんにこう言ってもらえて、ちょっと勇気出たですよ。(本を踏むのはイケない事だけどね。でも、階段に見立てて、世界観に浸ると楽しいって気持ちもホントだよね。)


で、この二冊の本は、食べ物に関する遊びが、所狭しと描かれている。
大人から見ると、食べ物で遊ぶ、と紙一重かもしれない。
でも、子どもから見ると、食べ物を遊ぶ、食べるを遊ぶ、楽しむ、親しむって感じで、凄くワクワクして読んだのを覚えている(^-^)
風邪を引いて休んだ日によく読む本だった。
簡単なレシピもついていて、何個か作ってみた物もある。
正確な分量でなく、ざっくりした説明なので、失敗した物もあるけれど(笑)

↑この、ねんどのあめ細工は作った。飴細工職人に憧れてたんだよね。(今も)


↑この、タンポポの根で作る「子どもコーヒー」は、姉が小学生の時、母と一緒に作ってた気がする。おチビの私も飲んだ記憶があるニヤリ
味は覚えてないけど、悪くなかったような?
今読むと、根を掘って乾かして粉にして煮出すなんて、面倒くさい物に、よく母は付き合ってくれたなぁと思う(^-^;)


↑この、黒豆の煮汁で作る「子どもワイン」も飲んだ思い出。母は、出来そうな物は、私達を喜ばせようと、作ってくれたんだな。結構遊び心のある人だったんだな?(笑)

他にも、バナナを剝かずに、針と糸で切っておいて、皮を剝いた時にびっくりさせる方法とか、マカロニをストロー代わりにスープをすすっちゃう方法とか爆笑お行儀的、衛生的にイケない事もほとんどやった。

勝手に台所を使ってお菓子や料理を作るのを、母は何も言わなかったけれど、父はたまに怒ってた。
家がビンボーだからかとか、私が悪いのかとか、理由を考えていたけれど。それは父自身の問題だったんだなぁと、今は思うキョロキョロ
家は、のびのび見守る系の、ドラマみたいな家庭ではなかったが、その目をかいくぐって、結構自由に遊んだのかもしれない。
この本の遊びをほとんどやった記憶があるって事は、そういうことなのかな(^-^;)

コラムのようなページは、当時サラッと流していたけれど、今読むと面白い。加古さんの貴重な思い出話を、子どもに分けてくれていたのだな。

本を読んで色々思い出した。
そのくらい、何度も読んだお気に入りの本だったんだよね。
息子もいつか、面白がって手に取ってくれると良いな(^-^)踏むんじゃなくてね(笑)


最後に、子ども時代の私に、たくさんの楽しい遊びを教えてくれ、親になった私にも、背中を押してくれたかこさとしさん。
ありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。