4年引退ブログ*にこ | 日本女子大学ラクロス部

4年引退ブログ*にこ

にこ引退ブログ

2023年11月25日 
東大に敗北
2部奪還にこだわり、この目標達成のためだけに生きてきた1年間
この日に目標は達成出来ないまま学生ラクロスが終わりました

試合が終わった瞬間の自分の感情が未だに理解できないんです
「負け」や「3部残留」という結果があまり理解出来ておらず、あー終わってしまったのかなみたいな、信じられないなという感情で頭が追いついていなかったんです(ただ頭が悪いからではって突っ込まないでねりんさん)
自分が1年間かけてきた大切なものが急に無くなるような喪失感で、考えることが出来なくなっていたようにも思います
その日から5日間、毎日泣いて、泣き疲れて、やっと気持ちが安定したように思います(ヤバいやつっぽいけどそんなにヤバいやつではないと思いたい)
目標が達成出来なかったというこの事実は変わらない、悔しいけど
でも、こんなにだいすきなメンバーがいるだいすきな23チームで、だいすきなラクロスが出来たことも何にも変えられない事実です
この1年間、本当に本当に幸せだったよ
りん、ぺく、さこ、りょう、そら、はく、ケイト、あん、きく、ゆう、ちい、るこ、さん、いろ、すい、とわ、れい、すず
1人たりとも欠けちゃいけない、ありがとう




少し熱くなりましたが、一旦落ち着いて、
4年間を振り返らせてください

4年間を振り返って思うこと、それは、
「日本女子大学ラクロス部がだいすき」ということ
なーんだやっぱりにこは単純だなと思った方、ちゃんと理由があります
大きく分けても7個はあります

1つ目
「たっくさんの愛で溢れている」
コロナ真っ只中の際に先輩方はクロスを郵送してくださり、まだ入部もしていない私たちにラクロスの楽しさを教えてくださいました
体調を崩して練習を休むと「にこさん大丈夫ですかー?」と学年関係なく心配LINEをくれた仲間がたくさんいました
見返りを求める優しさなんかじゃない
「誰かのためだけに優しくなれる」
それが本女ラクロス部だと私は思います

2つ目
「逆境を乗り越える力」
コロナの影響により全体活動がなかなか思うようにできない中、地域に分かれての活動など、先輩方が様々な事を考え、活動を続けてくださいました
たくさんの別れや敗北を経験し路頭に迷う事も多かった中、夜中までのmtgや泣きながらの電話を何度も繰り返し、1歩ずつ進んでくることが出来ました
“どんな状況下であっても”ラクロスがしたいと思うことが出来たのは本女ラクロス部だったから
今日はめちゃくちゃ辛くても明日になったらきっといいことがあるんだよなぁ
と前を向き続けられたのは、紛れもなくこの部活動に出会えたからです

3つ目
「常に見ていてくれる温かさ」
ATなのに得点力がイマイチなのがずっとずっと嫌でした
“なんで“下半身と上半身が連動できないのか
“なんで“スピードの乗った球が投げられないのか
“なんで“勝ちに導けないのか
そんな私の“なんで“を見捨てず、毎回真剣に向き合って時間をかけて教えてくださったコーチ、先輩方、同期、後輩達がいました
頑固な私が納得のいくまで付き合ってくださる周りの方々の温かさに何度も救われました

4つ目
「怒ってくれる本気さ」
22チームでは特に怒られました
「今のままでいいの?」
「もっと声出せない?」
「本気度が伝わらない」
「チーム内に信頼はある?」
当時はほんっとに辛かったけど、同時に、足りていないことを真っ直ぐに言葉で伝えてくれる人がいることほど幸せなものはないとも思いました
その言葉が自分達の成長できるチャンスだと思っていたから
次こそはやってやると思って頑張れました
そのためか、特にラクロスに熱くなれました

5つ目
「背中を押してくれる仲間」
4年間の中で辛いこともたくさんありました
特に同期や先輩との別れ、1部昇格を目指してやってきた上での3部降格はとても辛かったです
でも、そんな辛い経験をしたからこそ周りの仲間の偉大さを感じました
一昨年の負けた日々の記憶は鮮明に覚えています
試合後は同期やほぼ同期の1個下のみんなと時間を共有していたことがほとんどだったね
私1人では立ち直れなかったかもしれないことも、周りの誰かがかけてくれたさり気ない一言でまた前を向けました
普段はふざけてばかりだけど、いざという時にはずっとそばにいてくれる、本当の仲間です

6つ目
「人間としての成長の機会」
強い部活動で高い目標に向かって取り組みたい、新しいスポーツをやってみたいという「ラクロス」に惹かれて入部をしましたが、この部活動に入り、技術的な部分だけでなく、ラクロス部に所属する上で「人間としてどう成長するか」も学ぶことができました
某性格診断でも3年次と4年次で全く結果が異なっていて、この前やってみたものも4年次での結果のままでした
前に立つのが苦手で、後輩と仲良くはなれても先輩らしいことはしてあげられない先輩っ子であった私が変わることが出来ました
変わりたいと思えば、変わることが出来る
その方法を教えてくれるコーチがたくさんいる
こんな経験が出来たのは紛れもなくこの部活動に入ってたくさんの出会い、学びがあったからです

7つ目
「全員が同じ目標を目指している環境」
人数が少ない事に幾度となく悩みました
しかし、人数が少なかったからこそみんなが主体的に行動をしてくれました
3年生ながらに組織/技術幹部を引っ張ってくれたり、2年生ながらにチームをプレーで引っ張ってくれたり、1年生ながらに練習中の改善点を伝えてくれたりと、
チームに所属するだけではなく、チームを構成するメンバーの1人として考えて動いてくれました
また、本音でぶつかったら、それ以上のパワーで返してくれる
それだけみんなが同じ方向を見て歩んでこれていたと思います
東大に負けた後に涙を流すみんなの姿を見て、それだけ本気で頑張ってたんだなと、ここまで来れたんだなと実感して
みんなにはありがとうの言葉しか見つからなかったです

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本女ラクロス部には
もう既に次を目指している後輩達がいます
頼もしくて、頼もしすぎるくらいの後輩達です

私たち23卒はこれからは応援席に立つ番になります
みんなと一緒にプレーは出来なくても
コート外にいても
今年のみんながしてくれたように
同じ強い気持ちで24チームの試合に挑みます

最後に
少しずつですが改めて思いを綴らせてください

<かわいいかわいい後輩たち>



上を目指し続けるみんなだからこそ
悩むことも悔しいことも経験するかもしれない
でも、
「頑張ってきた自分を認めること」
出来ない、成長しない
そう思う時はある
でも、まだ発展途上だけど新しいことに挑戦している自分ってすごいなぁと
自分を褒めてあげてね
どんな自分であっても自分を好きでいられる人は何があってもきっと大丈夫だと、私は思います

<コーチの方々>



先輩がだいすきだったので最高学年になったら私はどうなってしまうのかなと漠然と不安がありました
でも、本女ラクロス部にはこんなにこどもな私を頭ごなしに否定するのではなく、同じ目線で、とても近くで共に歩んでくださるだいすきなコーチの方々がいました
答えをその場で教えるのではなく、自分達で答えを出すまで転ばないように見守ってくれる、道を間違えたら戻してくれる、必要な武器を与えてくれる
そのような愛情を注いでくださいました
コーチの方々の様な大人になりたい、そう強く思います
p.s.みーさん、これからもにこちゃんおはようと高い声で言ってくださったら嬉しいです

<OGの方々>



OGの方々の力の大きさを学んだ、そんな1年間でした
一緒に活動をすることが出来た20.21.22卒の先輩方にお会い出来るだけで気持ちが高ぶり自分史上最高のパフォーマンスが出来ました
一緒に活動は出来ていない19卒より前の先輩方の懐の深さや本女ラクロス部への思いを学び、絶対に2部奪還がしたいと何度も背中を押して頂きました
今年からはOGの仲間入りをします
私もみなさんのような素敵なOGになりたいです

<同期>





さこ
部活との関わり方で新しい道を切り開いてくれたさこ
形は違えど、本女ラクロス部を、みんなを思う気持ちは本物だったね

コロナ真っ只中の2020年9月
たった4人しか居なかった同期、そこで出会えた仲間だもん、辞めないでくれて、関わり続けてくれて本当にありがとう

大事なもの(財布携帯諸々)すーぐ失くすし、鴻巣と巣鴨間違えるけど、不器用なりにひとりひとりとの向き合い方を真剣に考えられるさこがいつまでもだいすきです

ぺく
入部時期は違うのに、入部した時から初めましてではない空気感を醸し出せるぺく
りんにこのくだらない話はフル無視のスルースキル、真面目な話をしている時は真剣に耳を傾けて的確な意見をくれる、絶対に寄り添ってくれる

いつだってぺくらしさ全開で、偽りのないぺくだったからこそ、私も常に素のにこでいられました
同期として出会ってくれて本当にありがとう

クールなイメージだからか、連絡取れなさそうとか言われがちだけど、連絡をマメにくれるそんなぺくが私はだいすきです

りん
どんな言葉で表現しようとしても薄い言葉になってしまいそうで悔しいなって思う程、出会えて良かったって思える大切な人
どんなに辛い毎日でも、りんに会ったらりんを笑わせるためのボケを考える楽しい日になる

私がチームの中で本音で話が出来たのは、何があっても1番近くでここまでやってきたりんが本音で返してくれるって信頼していたから

常に一緒にいるけど考え方とか価値観が全然違くてほぼ口論、お互い聞いてないんじゃないかレベルで話すスピード感が異常
それでも仲良いままで居られるんだなって思えた初めての人間
それでも心地良い、というかそれが心地良い、それがりんで、そんなりんがだいすきです


長くなりましたが、
4年間本当にありがとうございました
改めて、
本女ラクロス部がだいすきです




24チームのみんなが2部奪還する瞬間を
ずっとずっと楽しみにしています