また見てしまった! | B級おもしろ映画館

B級おもしろ映画館

古い映画や映画館をこよなく愛し
なによりも面白い映画が大好きなオジサンのブログです

「スペンサーの山」 1963年   アメリカ   118分 

  監督・脚本・デルマー・ディヴズ、 音楽・マックス・スタイナー

  出演・ヘンリー・フォンダ、モーリン・オハラ


物語は、H・フォンダとM・オハラの夫婦と8人の子供の生活を
ワイオミングの雄大な自然を背景に、

祖父の死から長男の旅立ち迄を
ユーモアをまじえて淡々と描いている。 

何より素晴らしいのは、舞台となるワイオミングの大自然。
これを見るだけでもこの映画、価値はある。

(撮影はチャールズ・ロートン・ジュニア)
 
今の時代は殆どありえない、貧しくとも心豊かな生活
それがいかに大切な事であるかを、淡々と描いている。
説教臭くも無く、安心してみる事が出来る、珠玉のような佳品です。
 
私の大好きな、H・フォンダとM・オハラの素晴らしさは云う事なし。

長男のジェームズ・マッカーサーとミムシー・ファーマーの

これぞ青春と言える恋の描き方も素敵です。
「恋愛専科」や「スーザンの恋」などの青春映画や
「悪人の土地」や「折れた矢」などの西部劇を撮っていた

D・ディヴズ監督。 この「スペンサーの山」がベストでしょう。

初めて見たのが神戸の元町にあった「元町映劇」
今はもうありませんが、細長い映画館でスクリーンまで

がえらく遠く感じた。
三本立ての映画館だったが、同時上映の映画が思い出せない。
J・レモンのコメディだったような気がするが、はっきりしない。
殆どの映画は、映画館、同時上映作品ともに覚えているが、

これは思い出せない。年のせいにしたくないが、結構ツライ。

この映画、長い間ソフト化されなかったが何年か前に、

復刻シネマ・ライブラリーよりDVDが発売された。

それまでは画質の悪い録画した物を見ていたが

ようやく美しいワイオミングの風景を見る事が出来た。

今も何かの折に思い出すたびに見ている。

素朴な味わいが何とも言えず素敵な映画です。

                               (昔のブログより抜粋)

今日、「ロイ・ビーン」と「スペンサーの山」を見た。

両作とも何度も何度も繰り返し見ています。

「ロイ・ビーン」の方は、NHKーBSで放映されていたので

見た方もいると思います。大人の素敵なファンタジーと思える程

愉快な作品です。何しろあのポール・ニューマンさんが

歌うんです!それも恥ずかしそうに小さな声で・・・!

「スペンサーの山」は、これ以上爽やかなアメリカ映画は

そうはないと思います。大好きな映画です。

いつまでも大切にしたい映画の一つです。

 

スマホの機種変更などがやっと終わった。

先日終わったと思っていたら、妻の方の機種が故障!

又もや交換などがあって、今日ようやく終わった。

11月1日に始まった、テレビのモデム交換から

何やらかんやらと続いた色んな事がようやく全て終わった。

その間に愛猫の旅立ちなどがあり

心の中の喪失感はそのままですが

気が付けば、明日は早12月になっている。

バタバタと起こる色んな出来事に多少は救われています。