雨、風強くなってきました。映画も見ています。 | B級おもしろ映画館

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古い映画や映画館をこよなく愛し
なによりも面白い映画が大好きなオジサンのブログです

昨日の夜は、風も雨も思ったほど強くなく

代わりにか知らないが、やたら蒸し暑く寝苦しい夜になった。

今日になって台風そのものは勢力が多少弱くなっているが

日本海をゆっくり進んでいるようで、雨が強くなってきている。

家の周りの飛ばされそうな物を全て片付けてしまい

庭には何も残っていない。

準備万端整えて待っていると、意外に何も起こらない場合が多い。

今回もそうあって欲しいと思っている。

 

映画は「ブルー・ハワイ」と「秘境」を見た。

「ブルー・ハワイ」は、プレスリーの映画としては最大のヒットを記録。

映画館は若い女性で満員になっていた。

最初のロード・ショウでもヒットしたが、二番館、三番館、名画座と

なっても若い女性たちが群がった。

私がバイトをしていた神戸の会社が、小さな三番館と取引があり

無料の招待券がゴッソリとくれたものだから

会社の女の子達が行きたがっていた。

ただ、映画館の場所があまり良い所ではなく

痴漢が出没する事も有名だった。それで私にボディ・ガードというか

痴漢除けに連れて行かれた。それで見たのが「ブルー・ハワイ」だった

ノーマン・タウログが監督したプレスリー主演のアイドル映画。

他愛ないと言えばそれまでだが、これは面白かった。

ハワイの観光地をこれでもかとばかりに紹介してくれるのが嬉しかった

もう一つはプレスリーが歌う歌に、ハワイの懐かしい楽曲が

幾つもあった事、「アロハオエ」なんかは楽しく聴けた。

今見ても歌の部分だけは楽しく見る事が出来る。

プレスリーの映画で「ブルー・ハワイ」と「ラスベガス万才」は

見ていて飽きないし、プレスリーファンでなくても楽しめる。

 

もう一本は、西部劇と云うか、宝探しの「秘境」

1949年に作られた、グレン・フォードの出演作。

ある男が2000万ドルの金を掘り当て、山に隠す。

それを知ったインディアンが、その者たちを襲って金を奪い

再び山の中に隠してしまう。

その隠された金をめざして多くの男たちがやって来る。

そんな中、偶然にもグレン・フォードが探し出す。

いくらかを換金して豪遊の限りを尽くす。

ある女と知り合い、その女の夫と名乗る男達と

山に入り、残りの金を掘り出そうとする。

醜い争いが起こるが、地震が襲ってきて全員亡くなり

再び金は埋もれてしまう。

そして現在になって、最初の発見者の孫が金探しに挑む。

これに金探しに山に入る人間を片っ端から殺す謎のお事が出現。

この殺人事件の犯人探しも入ってくる。

殺しの犯人は発見されるが、金は遂に発見されずに映画は終わる。

嘘かほんとか知らないが、これ実話だそうです。

話があっちに行ったり、こっちに行ったりで、理解しずらい。

なりよりもロケがチャチで、おまりお金がかかっていないのが

見え見えで、シラケる所があったりで、いい加減な部分が多い。

話は結構面白そうだが、何だかなと思う事が多くある。

モノクロの宝探しとして、描いていたらもう少しは面白かったと思う。

映画専門チャンネルの放送だったが、これDVDが出ているみたいです