「軍旗はためく下に」今日も古い日本映画 | B級おもしろ映画館

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「軍旗はためく下に」   1972年   97分

  監督・深作欣二、脚本・深作欣二、新藤兼人、長田紀生

  原作・結城昌治、音楽・林光

  出演・左幸子、丹波哲郎、三谷昇、内藤武敏、江原真二郎

      夏八木勲、中村翫右衛門、市川祥之助、中原早苗

 

今日も古い日本映画です。

「トラ!トラ!トラ!」の日本サイドの監督をした深作監督。

そのギャラがあまりにも高額だったので、

新車を買って、まだ余った金を全てつぎ込んでこの映画を作った。

 

昭和46年8月15日。元陸軍軍曹、富樫勝男の

未亡人である富樫サキエは厚生省援護局を訪れた。

なんら裏付けのないまま「敵前逃亡」とされ処刑された

亡夫の死の真相を明らかにするためである。

 終戦後、毎年8月15日に彼女は厚生省に訪れ

不服申立書を提出していた。

 涙ながらに事情を語るサキエに担当者は、

亡夫の所属していた部隊の生存者に出した照会に応じなかった

元将兵が4名いた事実を伝える。 

サキエは彼らを追求する。

そこで明かされたのは、飢餓、友軍相殺、人肉食、捕虜惨殺、

上官殺害と凄惨なものだった。

しかし亡夫はなぜ処刑されたのか、明確な証言は得られない。

 やがて明らかになった亡夫の処刑の真相は…。

 

壮絶なまでの南の島での日本軍の有り様を

地獄絵図としか言いようのない姿を、容赦なく描き出している。

この映画が作られたのは、戦後26年目。

毎年、8月15日には「戦没者追悼式」が大々的に開催されている。

この映画の主人公富樫サキエは、映画の始めには

この追悼式に亡き主人も弔ってもらい、菊の花を捧げて欲しいと思っていた。しかし4人の元・軍人の話を聞き、真実が見えだした時

「戦没者追悼式」の空虚さを思い知らされる。

文句のない反戦映画の代表作です。

深作監督が本当に作りたくて、作った映画。

それだけの価値があります。もう少し映画全般をストレートに

構成していたら、もう少し高い評価を得たと思う。

左幸子さんの熱演が、見終わった後も心に残る。

 

この所、食べ過ぎ気味で身体が重く感じられる。

明日からは多少食べるのを少なくしようと思っている。

運動をしていないので、余計シンドイ。

散歩も復活しなければと思っている。