久し振りに常盤新平さん。 | B級おもしろ映画館

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なによりも面白い映画が大好きなオジサンのブログです

 

 

昨日の夜も映画はパスして、寝転んで読書三昧。

気が付けば午前4時になっていた。

常盤新平さんの東京喫茶店案内。

このhんに出てくる何軒かの喫茶店は、私も行った事のあるお店。

懐かしさで胸が一杯になるが、この本で紹介されている店の内

半分以上がすでに営業はしていない。

町の小さな喫茶店と云えば、

コーヒーの香りと煙草の煙がすぐに頭に浮かぶ。

今や、煙草の煙は昭和のかなたに消えてしまっている。

喫茶店も無くなる筈です。

この本は、常盤さんが以前出された「東京小さな喫茶店」に

出ている喫茶店を「再訪」して、新たなお店も収録してある。

映画を見た後、喫茶店で煙草に火をつけてコーヒーを飲みながら、

映画の事を一人で考えている。

そんな昔の自分を追見ださせてくれる一冊です。

一時期、常盤新平さんの本をよく読んでいた。

1920年代、1930年代のアメリカのギャングたちの本。

「山の上ホテル物語」のような本。

ニューヨーク案内にピッタリだったエッセーの数々。

時を忘れたように読んでいた。

1931年に生まれ、2013年に81歳で亡くなられた。

ハヤカワ・ノヴェルズを作り、その第一作に「寒い国から帰ったスパイ」

を出版する。ミステリーの翻訳も多くされていた。

大好きな作家の一人でした。

 

映画専門チャンネルで東宝の特撮空想映画を何本か放送している。

「海底軍艦」と「妖星ゴラス」を録画しておいた。

私は子供の頃、ゴジラなどの特撮映画よりも

こう云った作品の方が好きだった。

特に「妖星ゴラス」は、大好きだった。

デカい隕石が地球に衝突する可能性があり

世界中の科学者が集まり考えた結果、

南極にロケット基地の様な物を作り、地球をでっかいロケットにして

地球の軌道を変えて、衝突を回避しようとする。

こんなホラ話、チョット聞いた事がない程のスケールの大きさ!

他にも「電送人間」だの「ガス人間第一号」などもあった。

今見ると、チャチな特撮やストーリーに呆れかえる作品かも

知れないが、当時の子供は結構怖がっていた。

こんなの今見ていたら、妻に何か言われそうだが

こそっと見てみようと思っている。

 

今や世界中の嫌われ者になったプーチン。

遂に核兵器で脅そうとしている。

この人、確実に第二のヒットラーになるでしょう。

 

ようやく春めいてきた。

最高気温は15度を超えた。

爺さんが喜ぶ季節が、やっとの事でやって来た。