「伯爵夫人」 チャップリンは映画の天才です | B級おもしろ映画館

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「伯爵夫人」   1966年   120分

  監督・脚本・音楽・チャールズ・チャップリン

  出演・マーロン・ブランド、ソフィア・ローレン、ティッピー・ヘドレン

 

ハ行のDVDの棚を見ていたら、この映画が目に入った。

チャップリン81本目の作品でこれが遺作。初めてのカラー作品。

彼自身は、客室乗務員の役で少しだけ顔を出している。

アメリカの外交官(マーロン・ブランド)が乗船している豪華客船が

香港に寄港した際、ロシア貴族の娘と自称する踊り子

(ソフィア・ローレン)と、知り合う。翌日ブランドの部屋に潜り込んだ

ローレンをブランドが見つける。そこから客室内に沢山あるドアを

上手く利用したドタバタ・コメディが展開される。

ローレンとブランドという超重量級の二人、

どう見てもラブ・コメディに不向きと思っていたが

そこはチャップリン、実にうまく使いこなし見事なものです。

何しろ、あのブランドに吉本新喜劇並みのズッコケ迄ヤラしている。

戸棚やお風呂などのドアを出たり入ったり、

豪華客船の豪華な客室内を自在に使っての、大人のかくれんぼ。

それらをチャップリンは、おっとりした雰囲気の中に

ゆったりとしたテンポで、決して慌てない。

一つ間違うと古めかしく感じてしまうが

この何とも言えない味は貴重過ぎます。

映画はブランドとローレンの二人が恋に落ちて

船長を巻き込んでの結婚騒ぎの大騒動が始まる。

ハワイのホノルルに着いてからは、船室内を離れて陸に上がる。

後は、見ている方の想像通りの展開になる。

チャップリンの味を存分に楽しむ事が出来る作品です。

チャールズ・チャップリン、彼は幾つになっても映画の天才です。

 

雨の降らない小春日和も、どうやら今日までのようです。

明日は大雨の予報。その後は一気に気温も下がり

冬が駆け足でやって来るとの事。

そろそろファン・ヒーターの用意をしなければと思っている。