スーパー・ムーンは何処へ行った? | B級おもしろ映画館

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なによりも面白い映画が大好きなオジサンのブログです

今日は、スーパー・ムーン&皆既月食。

残念ながら東濃地方は曇り空。

どんより曇った空を見上げても、どこにも月は見えない。

悔しい事だが、こればかりはどうしようもない。

 

プロ野球の広島が大変な事になっている。

主力の殆どが陽性になって試合が出来ない。

相手チームの阪神、西武も戸惑っている。

国内の一球団の出来事でもこれだけ影響がある。

オリンピックはこんなスケールではない。

今の日本の状況を考える時、10万人近い人間の行動を

把握する事なんて出来っこない。

スマホのアプリを使うなんて言っているが

今まで出来なかった事が、これから出来る訳がない。

今、映画館の休業が相次いでいる。

劇場のコンサートなどは人数制限でOKで

映画館の営業が禁止なんて理不尽すぎる。

ある映画館の知人が、東京都からかかってきた電話の内容に

怒りが収まらない。「営業の禁止なんて言っていません、観客を入れないで欲しいと言っているんです」 これって普通の大人の発言とは

思えない。客を入れないで映画を上映して、それで営業中との事。

彼は「それは小池知事の要請か?」と聞けば

その答えが凄かった「違います、東京都の要請です」だって!

怒りの収まらない彼は、「知事って何なんだ!」と聞いたら

その答えがもっと凄い!「普通の女性です」

これらの会話は全て録音してあって、聴かせてもらったが

こうまで人間性のカケラもない言葉には呆れるほかなかった。

「これ全て録音してある」と彼が言うと、途端に言葉が変わるのが

面白かった。こんな連中が都の職員でございますと言えるのだから

役人という人種は多分、血の色が普通の人とは違うんだろうなと

思ったりしています。

これから一年か二年、もしかしたらもっとかも知れないが

このコロナ騒動に振り回されるかと思うと憂鬱になる。

チャンとした人間が少しでもいたら、もうちょっとは違う展開に

なっていたと思うと残念です。

 

映画も見ています。

東映時代劇 「天下無双の剣」

市川右太衛門が主役の、ごく普通の東映のチャンバラ映画。

この映画、凄いのは月形龍之介さん。

その殺陣の凄みには驚いてしまった。

刀を構えて、立っているだけで本当に人を切ってしまうんじゃないかと

思えるほどの気迫がスクリーンを通して伝わってくる。

これを見る事が出来ただけで、この映画の価値があるし、素晴らしい。

悪役もここまでの人なら、完全に主役を食っている。

顔の皺の数だけの悪事がありそうな雰囲気がたまらない魅力でした。