☆「荒野の3軍曹」 1962年・110分・フランク・シナトラ
☆「ビッグ・トレイル」 1965年・168分・バート・ランカスター
上記の映画は2本とも、ジョン・スタージェスの監督作品。
2本とも私のお気に入り。
「荒野の3軍曹」は、ご存知シナトラ一家が西部に出かけて
大暴れするご機嫌な作品。
ファースト・シーンの酒場での乱闘シーン、
その後に続くゴースト・タウンでのインディアンとの30分近く続く、
大アクション・シーン。ここまでが最高。
ストーリーの細かい事などはどうでもよく、
F・シナトラ、D・マーティン、P・ローフォードを見ているだけで楽しくなる
それにサミー・デイヴィス・ジュニアが絡み、
これだけでも賑やかなのに
堅物の軍曹役のジョイ・ビショップが抜群に良い。
ラストのこの手の映画のお決まりのオチまで、とにかく面白い。
「ビッグ・トレイル」 シネラマの大スクリーンに描かれた、
大人の大ホラ話。
コロラドのデンバーで、寒い冬の必需品であるウイスキーが
無いと言う事態が起こる。
ならば遠く離れた所から運ぶしかない。
かくて馬車40台の輸送作戦が開始される。
それを聞いたインディアンも横取りすべしと待ち構える。
もう一組は、話を聞いた禁酒同盟の女性たち。
これまた男どもに酒を飲ませるなと立ち上がる。
女だけに行かせては危険と騎兵隊も出動する。
この4組が40台の馬車をめぐって、
大西部のある一点であわや大激突?
その時奇蹟のように起こった砂嵐。敵も味方も全く見えない。
大激突は避けられたものの、その後は・・・・。これは見ての楽しみ。
シネラマの大スクリーンに展開される、クライマックスは爽快そのもの。
エルマー・バーンスタインの軽快な音楽。
B・ランカスター、R・レミック、J・ハットン、
B・キース、D・プレザンス、M・ランドーと曲者揃いの出演者。
多少もたつく所もあるが、これで終わりの後に
オマケのようについているラスト・シーンは、
映画の楽しさを満喫出来る面白さ。
今は無くなった、大阪のなんば大劇場の大スクリーンで
心行くまで楽しんだ映画です。
2本とも大劇場でロードショウ公開され、決してB級映画ではないが
B級ティストに溢れた愉快なアクション映画。
映画史のどこにも出てこないが
見て損はない楽しさ溢れた愉快な映画。私は大好きです。
(昔のブログより再録)
J・スタージェスの映画をまとめて見ている。
どうしても西部劇が多くなる。
「ビッグ・トレイル」は失敗作と言われているが
どうしてもコメディ・ウエスタンがやりたかったのだろう。
これはこれで楽しい作品だと思う。
次はいよいよ「ゴーストタウンの決斗」です。
知人から「何処のレンタル屋にも必ず置いてありそうな
お薦めの有名でないが面白い映画を教えて・・・・・」と連絡があった。
「泥棒株式会社」
「謎の要人・悠々逃亡!」
「テキサスの五人の仲間」
「ポケット一杯の幸福」
「のるかそるか」
以上の五本を書いておいた。
「テキサスの五人の仲間」は、暮れにNHK-BSでオン・エアーされる
今日は地上波のNHKで「ニュー・シネマ・パラダイス」が、オンエアー。
これはどうやら最初の劇場公開版のようだ。
今、レンタル店などにあるのは、完全オリジナル・バージョンが殆ど。
3時間近い上映時間の方。最初の2時間バージョンが見れなくなっているので、今日の放映は貴重かもしれない。
コロナの感染がますます酷くなっている。
岐阜県も過去最多を更新中。
多治見市も連日、防災スピーカーからは、感染予防の注意が
呼びかけられている。先日はいつも行っている雑貨店が
休業になっていた。「従業員に感染者が出たので休業します」との
張り紙があった。月に何度か行く店なのでショックでした。
年末年始、何処へも行かないと決めています。