「素晴らしきヒコーキ野郎」 1965年 133分 70ミリ
監督・脚本・ケン・アナキン
出演・ステュアート・ホイットマン、セーラ・マイルズ、ゲルト・フレーベ
ジェームズ・フォックス、テリー・トーマス
レッド・スケルトン、石原裕次郎
先日注文していたブルー・レイが、やっと届いた。
一番簡単に見る事が出来そうな「素晴らしきヒコーキ野郎」を見た。
今迄に何度も見ているが、今回も面白かった。
元々、綺麗だった映像がブルーレイでより素晴らしく見る事が出来た。
ストーリーは、飛行機が発達しだした1910年、
ロンドンーパリ間の飛行レースが開催される。
そのレースに世界中からヒコーキ野郎が集まって、優勝をめざす。
「グレート・レース」 「モンテカルロ・ラリー」 「激走5000キロ」などと
同じような大型コメディ。
その無茶苦茶ぶりで一番成功したのがこの作品。
奇妙な飛行機に、それのパイロットがこれまた珍妙な奴ばかり。
ドイツから来たゲルト・フレーベなどは、
ヒコーキの操縦は全くできず、教科書片手に操縦を始める始末。
悪役を一手に引き受けているのがあのテリー・トーマス旦那。
策謀をめぐらし過ぎて、ヒコーキを走る列車の上に着陸させ
そのままトンネルに突っ込むなど、てんこ盛りの冒険アクションが満載
お色気担当は、ヒコーキ大好きのセーラ・マイルズとイリナ・デミック。
我が石原裕次郎さんの出演場面は、スタート同時にリタイアで
残念ながらほんの少しだけだった。
大好きなイギリスの職人監督・ケン・アナキンの最高傑作です。
最初に見た時は70ミリの大型スクリーン。
当時住んでいた京都では、朝日会館での公開。ここは70ミリでの
上映設備はなく、大阪まで出向いて見た。
大型スクリーンに展開される、壮大なバカ騒ぎに笑い転げた。
超真面目な、スピルバーグやS・クレイマーが大失敗した
大型アクション・コメディだが、我等がアナキン監督は見事大成功。
イギリス・イーリング社の上質なコメディを見事に再現してくれた。
愉快で楽しい133分。至福の時を過ごせました。
サム・ペキンパー監督の日本公開作、全14作を製作順に
見てみようと思っている。今日はこれから「荒野のガンマン」と
「昼下がりの決斗」を見てみます。
そろそろクリスマス、恒例の年中行事になっている映画も
見なければと思っている。こうなれば寝ないで見ていますか?
こちらの朝の冷え込みは、氷点下になっている。
夏は朝5時過ぎに起きていたのが、今や7時になっている。
こんなグータラ生活は、どう考えてもいけない。
何とかスッキリと起きる事を考えなければと真剣に思っている。