欧州サッカー&日本映画を見ています | B級おもしろ映画館

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なによりも面白い映画が大好きなオジサンのブログです

サッカー・スペイン・リーグの新シーズンが始まった。

オープニングと同時に飛んでもないことが起こった。

あのバルサがビルバオに敗れると言う大波乱。

メッシが故障で出られない上に、試合途中にスアレスまでケガで退場

これでは、幾らバルサでも勝てるわけない。

昨年もそこそこの成績だったビルバオだけに

今年は意気込みも違っていたようだ。

試合終了寸前での劇的ゴールは、興奮しました。

いつもなら毎週5試合なのに、

今年からは2部のゲームが3試合追加された。

香川真司らの日本人が2部のチームに加入したためだと思う。

2部の試合など見る機会が殆ど無いので楽しみです。

イングランド・プレミア・リーグも含めると、寝る時間がなくなる。

小柳ルミ子さんに、どうやって見るのか聞いてみたい。

 

日本映画を見ていました。

「蒲田行進曲」&「日本暗殺秘録」

二本ともツッコミどころは満載だが、とんでもない面白さに溢れている

「蒲田行進曲」 松竹映画なのに撮影は東映京都。

俳優も主役を除いて東映京都の面々。

原作・脚本はつかこうへい。監督はあの深作欣二。

主役の二人は風間杜夫と平田満。

これに関しては風間杜夫さんが現在の落語の高座で、

マクラとして面白可笑しく、その紆余曲折を語っている。

ヒロインは松坂慶子さん。彼女のベストだと思う。何より美しい。

撮影所の裏話として非常に面白い。

つかこうへいさんの少々あざといストーリーを

深作欣二・監督は、それをもっと、あざとく描いている。

 

「日本暗殺秘録」 笠原和夫さん入魂の脚本を

中島貞夫・監督がそれ以上に力も、魂も込めて描いている。

桜田門外の井伊大老暗殺事件から226事件まで

9件の暗殺事件を映像化している。

映画は、思想的に右でも左でもなく、ただ事件そのもを描いている。

小沼正の血盟団事件と226事件が中心になっている。

製作されたのが1969年。出演者は片岡千恵蔵、高倉健、鶴田浩二

千葉真一、田宮二郎とほぼ東映京都オールスター。

この映画、劇場で見た時も、今日DVDで見た今もだが

何なんだとの思いが消えない。戦争をくぐりぬけた笠原和夫さんの

想いがストレートに伝わって来るが、それだけのような気がする。

それに血糊過多というか、画面が汚すぎる。

リアルに描く事と勘違いしていないだろうか。

傑作とは思わないが、いつも心のどこかに引っ掛かっている。

あの時代、良くも製作、上映出来たものだと思う。

日本の映画界には、あらゆる圧力がいつも降りかかっている。

それだけは不思議に思っている。

テレビ放送もDVDも無理だろうと思っていたが

DVDは発売され、多分専門チャンネルで放送もされたと思う。

力作である事は間違いないと思う。

後に手持ちカメラをぶんぶん振り回して「仁義なき戦い」を撮った

撮影の吉田貞次さん。この映画でも手持ちカメラを振り回していました

 

暑さが一向に収まってくれない。

湿度も凄くて、たまりません。

いっそ暑い物を食べようと、ココイチでカレーをいただく。

久し振りのココイチ、カレーは美味しかったが

暑いのには何の変化もなかった。