戦争映画・ベスト・テン・(日本映画) | B級おもしろ映画館

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古い映画や映画館をこよなく愛し
なによりも面白い映画が大好きなオジサンのブログです

 

 

 

1 「人間の條件」         監督・小林正樹  1959年

 2 「独立愚連隊西へ」       監督・岡本喜八  1960年

 3 「東京裁判」          監督・小林正樹  1983年

 4 「日本のいちばん長い日」    監督・岡本喜八  1967年

 5 「肉弾」            監督・岡本喜八  1968年

 6 「野火」            監督・市川 昆  1959年

 7 「戦艦大和」          監督・阿部 豊  1953年

 8 「兵隊やくざ」         監督・増村保造  1965年

 9 「独立機関銃隊未だ射撃中」   監督・谷口千吉  1963年

10 「逃亡列車」          監督・江崎実生  1966年

1位は文句なし。  11時間を超える映画だが、少しもだれる事なく見る事が出来る。 かってはオールナイト興行の定番だった。

2位は大好きな映画。 公開当時、色々言われたが、こんな面白い映画そうはない。フランキー・堺、佐藤允、加山雄三・みんな素晴らしい。

3位は、初めて聞く玉音放送。4時間を超える記録映画だが、途中から劇映画と錯覚する。膨大なフィルムを調べ尽くしたスタッフに拍手。

4位と5位は、岡本監督のストレートな熱気に感動してしまった。
6位以下は私の好みです。
7位の「戦艦大和」は、父に連れられてみた新東宝映画。
子供だった私には、戦闘場面が怖くて父にしがみついていた。
8位は爽快なラストシーンが忘れられない。
9位は神戸の三本立ての映画館で見たが、

長いタイトルが妙に気になった。
10位は、京都の西院にあった映画館で見たが、観客が2人しかいなかった。伊藤雄之助さんに憧れていた時期だったので、

忘れられない映画です。
日本の戦争映画と云えば、暗いじめじめした映画が多い。
敗戦と言う事実がある以上、ノー天気な映画を作る訳にはいかなかったと思う。
そういった映画はあまり好きではない。好き嫌いで語るべきではないと思うが仕方がない。
「拝啓天皇陛下様」「二等兵物語」「二十四の瞳」「真空地帯」
「零戦黒雲一家」「雲流れる果てに」「世界大戦争」・・・・・。
こんな映画も好きです。

 

以上は昔に書いたブログの転用です。

今日、「兵隊やくざ」を見たので何か書こうと思って

色々考えていたら、このページを思い出した。

 

昨日、BOOK・OFFに行って100円の本ばかり5冊購入。

「田辺写真館が見た昭和」   田辺聖子
「女たちよ!」           伊丹十三

「これもまた別の話」       和田誠&三谷幸喜

「B級ニュースの旅」       泉麻人

「私が出会った殺人者たち」  佐木隆三

 

先日亡くなられた田辺聖子さんの本は、小説は多く読んでいるが

エッセイはあまり読んでいなかったので、ルーツに関する写真なども

あるので読みたくなった。

他の4冊は、読んでいると思っていたが、

どうも読んでいないような気がするので購入。

特に伊丹さんの本は、読んでいたように思っていたが

そうでなさそうなので読んでみようと思っている。

監督としての伊丹さんの映画は、好きでもないし評価もしないが

エッセイストとしての彼は大好きです。

映画も楽しいが、本も楽しみです。