疲れた時には「コマンチェロ」 | B級おもしろ映画館

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なによりも面白い映画が大好きなオジサンのブログです

伸び放題になった、庭の雑草を何とかしなければと

朝から妻が大奮闘。ほっておく訳にもいかず私も参加し、

何とか綺麗にすることが出来た。

シャワー浴びても疲れが取れず、自分の部屋で完全にダウン。

こうなると私の特効薬は映画しかない。

「ハタリ!」にしようか迷ったが、「コマンチェロ」に決定。

 

「コマンチェロ」 1961年 正月ロードショウ 104分

 監督はマイケル・カーティス、この作品が彼の遺作。

出演はジョン・ウェイン、スチュアート・ホイットマン、リー・マーヴィンに

ジャック・イーラム、ブルース・キャボット、ハリー・ケリー・ジュニアの

西部劇には欠かせない、いつもの脇役の面々。

インディアンに武器を売りつける、「コマンチェロ」と呼ばれる悪党どもを

J・ウェインとS・ホイットマンがやっつけるという単純なストーリー。

「カサブランカ」などの職人監督M・カーティスさん。

見事な手綱捌きで、一級品の娯楽映画に仕上げている。

赤い土の荒野、どこまでも青い空、映し出される風景は西部その物。

エルマー・バーンスタインの軽快な音楽にのって

展開されるアクションは爽快感に溢れ、気持ち良く見る事が出来る。

この映画を初めて見たのは、中学も卒業まじかだった。

徳島の映画館に「アラモ」を見に行ったら、予告編がこれだった。

とくしまOS劇場の二階の一番前の席で、手に汗握るアクションに

落ちそうになりながら見ていた事を思い出す。

身体が疲れた時、神経がささくれ立ちそうになった時

この映画を見るとどんな薬より良く効いてくれる。

J・フォード、H・ホークス、など西部劇の名監督たちによって

名作とか傑作と言われる西部劇は沢山ある。

でもです、しかしです、愉快で楽しい西部劇を一本だけ挙げろと

言われれば躊躇することなく「コマンチェロ」でしょう。

今回も楽しい時間を過ごせました。

少しですが疲れも取れた気がします。

 

夕方になって妻がツタヤに行きたいと言い出し

夕食を外でとることにして、珍しく夜に外出。

食事を済まし、ツタヤに行き妻はドラマを借りて、帰途につく。

いつもの道とは言え、混んでいるうえに久し振りの夜の運転。

いつも以上に慎重に運転しながら帰ってきました。