100回記念の高校野球が開幕した。
この大会のテーマソングである「ああ栄冠は君に輝く」が聞きたくて、
開会式と閉会式は見るようにしている。
特に二番の歌詞が好きです。
「風をうち、大地をけりて、侮ゆるなき、
白熱の力ぞ、業ぞ 若人よいざ・・・・・・・・・」と、続く歌詞に
いつも胸が熱くなる。この曲、この歌詞、まさに名曲だと思う。
入場行進の時、全チームが揃い、一斉に歩き出すときの
足の動きにも心揺さぶられる。画面いっぱいに映し出される
若く逞しい脚が、音を立てて動き出すさまは
どんな映画よりも迫力のあるスペクタクル・シーンです。
空撮も良いが、大地を踏みしめる力にはかなわないでしょう。
ついでに試合も見たが、NHKのスポーツ中継がますます
おかしく変になっている。
試合中にもスタンドの様子をインサートしたり
プレーそっちのけで、選手の両親にインタビューしたりと
日テレも真っ青の中継ぶり。色々事情はあると思うが
スポーツ中継である事をお忘れなく!
イライラしそうになったので、BS朝日の中継を見ていました。
沢山は見ていないが、高校野球が好きな私の心に残る選手は
1971年の磐城高校(福島県)の田村投手です。
決勝で桐蔭学園(神奈川県)に敗れてしまったが
今も印象深く残っています。
身体も普通の高校生で、球速もそんなになく
丁寧な投球と抜群のコントロールで
決勝まで勝ち進んだような記憶がある。
劇的な試合や、スーパー・ヒーローも良いが
こんな選手にも光を当てて欲しい!
映画は、東宝の福田純・監督の作品を見ていた。
「100発100中」 「国際秘密警察・虎の牙」の二本。
世界的なスパイブームが巻き起こる中
東宝が乗り遅れてはならじと製作した珍品です。
「国際秘密警察」の方は、ウッディ・アレンがセリフを全部作り直して
アメリカで公開した事で有名になった。
三橋達也さんの主演で、何とも不思議な映画です。
「100発100中」は、岡本喜八さんの脚本で
こちらは今やカルト作品として有名。
宝田明さんの主演で、結構面白い映画でした。
福田純・監督は若大将シリーズから、ギャング映画まで
B級映画専門の監督だったが、どんな題材もそれなりにこなす
貴重な監督だった。DVD化された作品があまりないのが残念です。
朝の7時からエアコンがフル稼働。
今日もうだる様な暑さ。
本当はお盆前にでも高校野球を、見に行くつもりだったが
この暑さで腰が引けています。