「ファントマ・電光石火」 | B級おもしろ映画館

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「ファントマ・電光石火」   1965年  99分

   監督 ・ アンドレ・ユヌヴェル

   出演 ・ ジャン・マレー、ミレーヌ・ドモンジョ、ルイ・ド・フュネス

1964年「ファントマ・危機脱出」、

1967年「ファントマ・ミサイル作戦」と、

同じ監督、同じ主演者トリオで連続して作られた。

ストーリーは三作とも似たような物で、

ルイ・ド・フュネスの警部対、ファントマの戦いを

昔の連続活劇さながらに描いている。

フュネス警部の濃すぎる程の、アクの強さに多少ウンザリはするが

そこそこは楽しく見る事が出来る。

この2作目は、誘拐される危険のある教授の身代わりを立てて

わざと誘拐させようとする警部側と、ファントマ自ら教授に化けて

誘拐を企む悪人側、そこに何と本物の教授が現れて

3人のそっくりさんが同じ場所に現れるという所だけが

やたら面白かった。DVDで見直してもここだけは面白い。

それにしてもルイ・ド・フュネスさん、この当時フランスでは

異常な人気があったみたいで、主演作が次々と公開されている。

「大進撃」等は、フランスでの入場者数の新記録まで達成している。

殆どがB級コメディっぽいが、日本ではイマイチ人気が出なかった。

この映画を初めて見たのは、京都の田園シネマだった。

当時のチラシを見ると「黄金の男」と「潜行」の3本立てとある。

どの映画を目当てに、見に行ったのかは覚えていないが

当時、こんなB級アクション3本立ての映画館がたくさんあり

中には、期待を上回る映画に遭遇する事もあり

大いに有り難かった。この番組の「潜行」もそんな映画の一つでした。

当時、流行の007にあやかったスパイ映画の変形だったが

冒険スパイ・サスペンスとして、中々面白い作品だった。

3本立ての有難味はこんな所にあった。

今、映画館では3本立ては味わう事は出来ないが

家の中で、B級アクション3本立てを楽しんでいる。

「黄金の男」のビデオが何処に行ったのか、見つからないのが悔しい。

 

大坂なおみさんが、また勝った。

あのセリーナに完勝。どう見てもベストではないセリーナさんだが

勝ち方が凄すぎる。こうなると今のなおみさんに勝つ人は

誰もいないと思う。コンディションさえ整っていれば4大大会も

必ず勝つでしょう。とにかく強い!強すぎる!

次はランキング4位との対戦。行け!行け!なおみさん。

 

23日から春の高校野球。その次の週はプロ野球が開幕。

春は本当にすぐそこまで来ている。

年寄りには待ち遠しく、有り難い春。

時が経つのが早いのは困るが、春の到来は大歓迎です。