「スコルピオ」 | B級おもしろ映画館

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「スコルピオ」  1973年  114分

 監督・マイケル・ウィナー

 出演・バート・ランカスター、アラン・ドロン

早熟の映画マニアで、13歳の頃から地方紙に映画評を書き

大学生の時は、イギリスの全国紙に映画評論を発表する。

テレビのディレクターを経て、映画監督としてデビュー。

こんな経歴を持つマイケル・ウィナー。

日本公開9本目の作品が「スコルピオ」。

引退まじかのCIAのスパイ・バート・ランカスターが

内情を知り過ぎているという理由で、CIAに雇われた殺し屋

アラン・ドロンに狙われる。これにB・ランカスターの旧知のソ連の

スパイであるポール・スコフィールドが絡んでくる。

追跡のサスペンスと、お馴染みカー・チェイスのなどもあり

CIAの内情を興味深く描いていて、結構面白い。

職人監督としてのM・ウィナーさんだけあって、この手の硬派の

アクション映画は、丁度良い。当時スパイ映画ブームの中

荒唐無稽でない、本格スパイ・アクションをきちんと撮る事の出来た

監督だった。

「脱走山脈」「追跡者」「メカニック」「シンジケート」

「狼よさらば」「大いなる眠り」「リベンジャー」・・・・・・・。

A級とB級の中間のような作品を黙々と作り続けた人であった。

私の好きな監督の一人であり、「スコルピオ」は好きな映画です。

 

リーグ戦が再開された、ヨーロッパ・サッカーを見ている。

色んな選手が、所属するチームを移籍している。

馴染んで活躍している選手もいれば、そうでない人もいる。

それよりも、見ている私がその事に戸惑っている。

早く覚えなければと思っている。

 

解散するそうである。党利党略ならまだ良いが

私利私欲で政治をやって欲しくない。

悪家老のような、頬の垂れた総理大臣の顔はもう見たくない。