S・マックィーンの戦争映画 | B級おもしろ映画館

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50 「戦雲」  1959年 126分

    監督 ・ ジョン・スタージェス  

51 「戦う翼」 1962年 105分 (イギリス)

    監督 ・ フィリップ・リーコック

52 「突撃隊」 1962年 90分

    監督 ・ ドン・シーゲル

53 「大脱走」 1963年 175分

    監督 ・ ジョン・スタージェス

54 「砲艦サンパプロ」  1966年 195分

    監督 ・ ロバート・ワイズ

S・マックィーンは、テレビ・ムービー(拳銃無宿)と日本未公開を

含めると全30本の出演作品がある。西部劇スターのイメージが強いが

西部劇は「荒野の七人」「ネバダ・スミス」「トム・ホーン」の3本しかない。

戦争映画は上記のように5本もある。「戦雲」だけが主演でない。

F・シナトラに誘われての出演だったようだが、これ一本だけだった。

一番好きなのは「突撃隊」だが、映画としての完成度は「砲艦サンパプロ」

S・マックィーンとして一番輝いていたのは「大脱走」だと思う。

「砲艦サンパプロ」は、彼が唯一アカデミー賞・主演男優賞に

ノミネートされた作品でもある。この映画の中でキャンデス・バーゲンが

「ミシシッピ川に中国の軍艦が浮かんでいたらどう感じるだろう?」

と言うセリフがある。ロードショウ公開された時、大阪のなんば大劇場で

見た時はこのセリフ間違いなくあった。所が二番館で見た時このセリフが

見事に消されていた。映写の関係かと思い、別の映画館でも確認したが

やはりこのセリフが無かった。そんなに過激なセリフでもなく不思議だったが

ある政治家の圧力もあって、配給会社が自主的にカットしたらしい。

60年代にはこの手の話は沢山あった。現在のDVDにはこのセリフは

きちんとある。マックィーンさんとは関係のない話になってしまったが

当時それだけ話題を呼んだ映画だった。「ハロー・エンジン」と言いながら

機関士として登場するマックィーン。この問題作でも、そのカッコ良さは

文句なしだった。「突撃隊」「大脱走」の事は、色んな場所で喋りまくり

喋りつくしてしまった気がしている。出演場面の少ない「戦雲」でも

彼のカッコ良さは見ることが出来る。彼の戦争映画も素敵な作品ばかりです。


快晴、気温も上昇、桜も開花。

100パーセント春。今日は仕事だったが、明日からは連休。

どう過ごそうか?今から楽しみ・・・・・・・・・。