「リオ・ロボ」 | B級おもしろ映画館

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「リオ・ロボ」  1970年  114分


         監督 ・ ハワード・ホークス


         主演 ・ ジョン・ウェイン


監督、主演コンビによる、「リオ・ブラボー」 「エルドラド」に続く、

「豪快西部劇」三部作の一本であり、ハワード・ホークスの遺作となった。

物語は前2作と同じで、J・ウェインをリーダーに変に頑固な爺さんや

今回は飲んだくれの保安官ではなく、経験の浅い若者に

チャキチャキのお姉ちゃんが加わり、悪者一味と対決する。

オープニングの南軍による列車襲撃が面白い。

金塊を奪われた北軍のJ・ウェインが、追っかけるが

逆に捕まるなど、スピーディーに展開するこれらのシーンは

H・ホークスの語り口の上手さが際立って、ワクワクする。

ここからが本番だが、物語としては全2作とほぼ同じ。

但し、細かい所は色々と楽しい場面がある。

寒さに耐えられず、J・ウェインの横で寝る若い女性に

ウェイン旦那が「何故、俺なんだ」と聞くと

女性の答えが「安心だから」。これに腐るウェイン旦那の顔が愉快。

長年のコンビである脚本のリー・ブラケットも快調そのものです。

ついでに言えば音楽は、西部劇の名手ジェリー・ゴールドスミス。

スタッフも手慣れた職人揃い、これはもう楽しい作品間違いなしです。

勿論、最後はハッピーエンド。

西部劇の楽しさを、悠然としたペースで描いた

まさに大人の西部劇。

114分、最後まで楽しませてくれます。


夜が寒くなってきたので、家で味噌煮込みうどんを食べる。

私自身は名古屋生まれでも育ちでもないが

鍋仕立ての八丁味噌は、とても美味くて温かい。

汗をかきながらの食事となったが、美味しくいただきました。


今日の朝、5時過ぎに窓を開けると、

団地の東の空に朝日がのぼるのが見えた。

二階の昼寝部屋で寝るようになって半年が経つが

こんなに綺麗な朝日は初めて見た。

これなら朝日を見るために外に行かなくても済みそうです。

また一つ楽しみが増えた気がする。