「のるかそるか」 1989年 ・ 90分
監督 ・ ジョー・ピトカ
主演 ・ リチャード・ドレイファス
競馬の話です。詳しくは馬券の話です。
しがないタクシーの運転手R・ドレイファスが、ある情報を掴み
これしかないないと勝負に出る。写真判定の末、大当たり!
今日こそ競馬の神様が舞い降りたと信じ、勝負に出て
次々に大穴を的中させる。そして最終レース
有り金全てをつぎ込んでの大勝負、果たして結果は?
これだけしかないストーリー、有名なスターも出ていない。
ところがこれが面白い!メチャクチャ面白い!
一日全レース的中と言う、競馬好きの人間の大いなる夢
それがこの映画です。余分なエピソードも一切なし。
ひたすらレースのみ。スポーツの映画もそうですが
全てが上手くいくという描き方は「嘘でしょう、そんなに上手くいくものか」と
思ってしまうが、この映画そうは思わないんです。
一直線にレースと馬券しか描かなかったからだと思う。
同僚のバカな運転手、始めはバカにしていた馬券売り場の
太った係員、その他、競馬場に集まる欲の塊のような連中。
離婚寸前の主人公の妻、それら全ての人間が、固唾を呑む最終レース。
結果は?サッパリ、スッキリの後味の爽やかな事。
面白く、楽しい映画です。色々あったR・ドレイファスですが
さすが役者です、その存在感はこんなB級作品でも際立っています。
映画館では見逃してしまったが、DVDで見てその面白さに
一人大笑いしていました。
二日くらい前から、耳の具合が悪くてどうなっているのか
心配していたら、今日の朝から右の耳が聞こえなくなった。
疲れているのか、それとも老化なのか判らないが
少々イライラしている。少し様子をみてから
大嫌いな医者に行こうと思っている。
明日も暑くなりそうだが、何故か多治見はそんなに暑くない。
来週は台風もあって、こちらは本当に心配です。