最近、雑誌をざっと読んでいると
一般向けと研究用(信者向け)の雑誌の違い
を感じます。
一般向けはソフト路線になり、信者向けはハードコアな感じです。
さて ものみの塔 2012年12月15日 研究用 p.20には
次のような写真が掲載されています。


エホバの証人は「社会問題」に首を突っ込まないということ、
そして間もなくサタンの邪悪な世は滅ぼされるということが
記事の中で指摘されています。
それにしても
「わたしたちは、サタンの世を救おうとしない」
どうしてこのような表現になるんでしょうか。
何か別の言い方はないのかと首をかしげたくなります。
言いたいことをそのまま言っているのかもしれませんが。
社会問題を改善するための活動を行う若者の写真のとなりには
エホバの証人が雑誌を配る活動を行っている様子が映っています。
さて、話は社会問題に移りますが、
1950~60年代のアメリカ南部ではエホバの証人も黒人と白人が分離して
集会を開いていました。
そして公民権運動という人種差別撤退の動きがあり
最後はマーティン・ルーサー・キングjrという牧師が
非暴力主義に基づいた運動を導き、結果として人種差別を撤廃する
ための新しい法が制定されることになりました。
そしてアメリカ南部の黒人エホバの証人も皆、白人エホバの証人と一緒に
王国会館に集うことができるようになりました。
これらはすべて
社会問題を改善する一般の人たちの活動のおかげ
であるということを忘れてしまっているように見えます。