ものみの塔の中には誕生日に誘われたときに子供が模範的な解答ができるように
「親子で練習する」ケーススタディ
が乗せられています。
これを練習させられている子どもと、練習した通りに友達に答えようとしている場面を想像すると胸が痛くなります。
*** 塔10 12/15 お子さんは何と答えますか ***
誕生日の祝い
美咲: ねえ,わたしの誕生日パーティーに来てくれない?
翔太: 誘ってくれてありがとう。でもさ,美咲ちゃんはなんで誕生日パーティーをするの?
美咲: なんでって,誕生日をお祝いするためよ。翔太君は祝わないの?
翔太: うん,祝わないよ。
美咲: えー,なんで? パーティーは楽しいよ。
翔太: もちろん,ぼくも好きだよ。ただ,みんな自分の誕生日パーティーでは,自分が一番だって思うよね。でも,神様のことをもっと考えたほうがいいんじゃないかなあ。命を与えてくださった神様に感謝すべきだと思わない?
美咲: それって,自分の誕生日を祝っちゃいけないってこと?
翔太: それは美咲ちゃんが決めたらいいんじゃないかな。でも,こう考えてみてよ。みんな誕生日プレゼントをもらうのが好きだけど,聖書は受けるよりも与えるほうが幸福だって言っているんだ。だから,誕生日に自分に注目してもらうんじゃなくて,神様に感謝して,みんなのことを考えて,みんなが喜ぶことをするのはどうかな。
美咲: そんなこと考えたこともなかった。じゃあ,翔太君はお父さんやお母さんから何もプレゼントをもらえないの?
翔太: もちろん,もらうよ。でも,誕生日じゃないけどね。うちでは,プレゼントしたいって思った時にいつでもするんだ。ところで,美咲ちゃん,誕生日の祝いがどうやって始まったのか知りたくない?
美咲: 教えてくれるの?
翔太: じゃあ,あした,ずっと昔にあった誕生日の話をしてあげるね。
お知らせ:
「習慣と信条 - 誕生日」をアップしました。
http://www.jwstudy.com/docs/belief_birthday/
ものみの塔記事は公式ページからご覧ください。
http://wol.jw.org/ja/wol/d/r7/lp-j/2010921#p6