毎日がアートだらけ、おはなですニコニコ花

 

最近は映画にハマっている友人にオススメ映画を教えてもらうので、映画に関して自分も少しづつ興味が生まれてきました。そんな状態でネットサーフィンをしていると、ワクセルのHPにこんな記事がありました。

 

 

普段なら気に留めなかった記事です。

『カンヌ国際映画祭』という言葉はよく聞きますが、「多分フランスでの国際的な映画の祭典なんだろうな〜」という感じの印象しか持っていませんでした。

 

せっかくなので『カンヌ国際映画祭』について少し調べてみよう思います。

 

『カンヌ国際映画祭』とは

『カンヌ国際映画祭』とは、フランスのカンヌで毎年開催される世界的に有名な映画祭です。1946年にフランスのカンヌで初めて行われ、それ以来、世界中から多くの映画人や映画ファンがこの祭りに集まります。

 

映画祭の最も注目される部分は、「パルム・ドール」の授与です。この賞は、参加した映画の中から最も優れた作品に与えられます。他にも、監督賞、男優賞、女優賞など、様々なカテゴリーでの賞があります。

 

『カンヌ国際映画祭』は、映画の芸術性や創造性を重視しており、商業的な要素よりも芸術的な価値を評価する特徴があります。そのため、受賞した映画や監督、俳優・女優が受賞することで、映画の国際的な注目度が高まることが多いです。

また、映画祭の期間中は多くの映画関連のイベントやパーティーが行われ、レッドカーペットの上を歩くセレブリティの姿も見れることができるため、メディアの注目も非常に高いイベントとなっています。

 

一例を挙げると、1994年にクエンティン・タランティーノ監督の『パルプ・フィクション』がカンヌ国際映画祭のパルム・ドールを受賞しました。タランティーノ監督の代表作のひとつとして、彼の名前をさらに世界中に知らしめることになりました。

 

ちなみに、開催されなかった年もあるようです。

 

1948年と1950年: 経済的な理由からカンヌ映画祭は中止されました。

1968年:フランス国内で起きた学生運動と労働者のストライキの影響で、映画祭は途中で中止となりました。

2020年:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックの影響で、映画祭は中止となりました。

 

『アカデミー賞』との違いは

『カンヌ国際映画祭』に関していろいろ調べましたが、一方で映画の祭典といえば、アメリカで行われている『アカデミー賞』を連想する人もいると思います。

 

『アカデミー賞』の主催は「アメリカ映画芸術科学アカデミー」(The Academy of Motion Picture Arts and Sciences、略称AMPAS)だそうです。このアカデミーは、1927年に設立され、映画業界のプロフェッショナルたちによって構成されています。通称「オスカー」として知られるこの賞は、映画の優れた業績を称える目的で毎年授与されています。

 

どちらも映画界での非常に意義のある賞であることは間違いないですが、いったいなにが違うのでしょうか。
 

開催国と目的

カンヌ国際映画祭:フランスのカンヌで開催される映画祭です。映画の芸術性や創造性を祝賀・発掘目的にすることで、世界中から新作映画が集まり競い合います。

アカデミー賞:アメリカで開催される映画の授賞式です。過去1年間に公開された映画の中から最も優れたものに賞を授与することを目的としています。

 

賞のカテゴリー

カンヌ国際映画祭:「パルム・ドール」を筆頭に、監督賞、男優賞、女優賞などがあります。

アカデミー賞:「作品賞」をはじめ、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、脚本賞など、多くのカテゴリーがあります。

 

評価の焦点

カンヌ国際映画祭:芸術性や創造性を重視し、商業的な成功よりも映画としての質を評価します。

アカデミー賞:芸術性も評価されますが、商業的な成功を収めた映画が受賞することも多いです。

 

規模と参加作品

カンヌ国際映画祭:世界中から選ばれた映画が競い合うので、多様な国や文化からの作品が上映されます。

アカデミー賞:アメリカを中心に、世界各国の映画がノミネートされますが、主要な賞の多くは英語圏内の映画が中心となります。

 

イベントの性質

カンヌ国際映画祭:新作映画の上映や映画関連のイベント、ディスカッションなどが行われます。

アカデミー賞:授賞式が中心で、過去1年間の映画を称えることが主目的となります。

 

これらの違いを踏まえると、『カンヌ国際映画祭』は映画の芸術性や新しい才能の発掘を重視する側面、『アカデミー賞』は映画業界全体の業績を称えるための賞としての側面が強いと言えますキラキラ
 

映画プロデューサーである嶋村吉洋さんは『カンヌ国際映画祭』に参加しているので、とても羨ましいです!

わたしも、参加できるくらいに実績を積んでいきます。

 

 

それでは、また音譜

 

おはな