毎日がアートだらけ、おはなです
めっきり映画館で観る映画にハマっているわたしですが、今回は過去に映画館へ2回通って観た『海賊とよばれた男』について書いてみたいと思います。
というのも、映画プロデューサーとして活躍されていて、わたしのメンターでもある嶋村吉洋さんから、オススメの映画として名前が挙がっていたから
嶋村さんのお話を聞いていると、俳優や監督など映画界の方々との交友について話がどんどん出てきます!そこから伝わってくるのは、嶋村さんがいかに映画を愛しているのかということと、嶋村さんのご縁を大事にされる姿勢です
さて、今回は、『海賊とよばれた男』の主人公から学んだ、わたしもこんな人でありたいと思ったことを共有していきたいと思います。
強烈なビジョンから仕事する
岡田准一さん演じる国岡鐡造は、石炭ではなく石油の時代がくると信じ、石油業を始めます。
彼は、石油業が日本の未来に関わることだと信じて動き始めますが、国内の販売業者や欧米の石油メジャーなど、国岡の動きを快く思わない存在によってその活動を阻まれます。
国内でも海外でも、同業者からのかなり厳しい風当たり。
戦争の時代を生きる国岡さんは、そんな状況のなかでも「日本には絶対石油が必要だ」と、掲げたビジョンをぶらすことなく、あらゆる手段でそのビジョンを叶えようとします。
今はまだ、国岡さんほどの大きなビジョンではないかもしれない。
でも、わたしもわたし自身が描いている理想の未来のために、その未来に繋がるように、毎日を生きたいと強く感じます
「この人と仕事がしたい」
映画のなかでは、国岡さんが代表を務める石油会社の社員たちもたくさん登場します。
その社員たちの姿を見ていて印象的だったのが、
「俺は店主(国岡さん)の言うことはやり遂げたいんだ!」
「国岡さん、あなたのもとで働きたい」
そういって国岡さんに対してアツい想いをもっていること✨
映画のなかの国岡さんは、石油に対して熱意があるからこそ厳しいところももちろんあります。
でも、石油まみれになって働く社員の元を訪れて、「俺にもやらせろ」といって一緒になって石油まみれになったり、戦後の厳しい状況のなかでも「社員全員を守る」と宣言していたり…
とにかく、社員一人ひとりをとても大切にしていました。
その国岡さんの姿勢こそが、国岡さんの人としての魅力だし、「この人のためなら」や「この人と一緒に」という周りの人の想いに繋がっているのだと感じます。
「石油だから」じゃなく、「国岡さんだから」
そうやって、何をやるかではなくて、自分という人の魅力で勝負する生き方って、本当にかっこいいです
すべての出来事を、前に進む理由に変える
戦争前後の過酷な時代のなかで活躍した国岡さん。
物語ではたくさんの障害に見舞われます。
なかでも、国岡さんの右腕であった社員が戦争に巻き込まれて亡くなってしまう出来事は、国岡さんに相当な衝撃を与えていました。
社員にもそれは大きなショックで、その後、国岡さんが攻めの挑戦をしようとすると、「また同じことになったらどうするんだ?」と社員から声が上がることがありました。
そんなときも、国岡さんは「それで立ち止まってしまっては、あいつに顔向けできない」と、彼の無念を晴らすためにもと、挑戦を続けます。
ほかにも、立ち止まってしまいたくなるような出来事が起きるのですが、国岡さんはその度に自分を奮起させて先頭を走っていきます。
決して、簡単なことではないこと。
でも、だからこそ、命をかけて成功させるぞという強い想いで仕事をしている国岡さんは、ものすごく輝いて見えました。
恵まれた時代だからこそ、さらなるチャレンジを
『海賊とよばれた男』が描かれているのは、戦争の時代。
ありがたいことに、今の日本では命の危険にさらされるようなことはありません。
自分が望みさえすれば、いくらでもチャレンジできる時代。
その有り難さを忘れずに、わたしも生涯を通じて挑戦し続ける人生をつくっていきます✨
それでは、また
おはな