毎日がアートだらけ、おはなです
2月14日は…
Happy Valentine's Day
でしたね!
遅ればせながらですが、皆さんはどんなバレンタインデーでしたか?
わたしはというと…特に甘酸っぱいトピックはなく(笑)、SDGsに関する話題にアンテナを高くしているのもあり、チョコレートに関するこんな記事を発見しました。
チョコレートの原料となるカカオの生産の裏側には「児童労働」という課題があります。貧困が引き起こすこの問題に対し、グローバル企業のネスレが取り組んでいる内容が書かれています。
ネスレの本気!2030年までに1600億円の投資
ネスレが今年の1月末に発表した取り組みとは、下記の通り。
子どもを学校に行かせるなど、
ネスレ社の奨励する次の4つの活動を行った農家に対し、 カカオの生産量に関係なく報奨金を支払うというもの。 ・世帯内の6〜16歳のすべての子どもの就学
・作物の生産性を高める剪定など、優れた農法の実施
・気候変動への耐性を高める*アグロフォレストリー活動の実施
・他の作物の栽培、鶏などの家畜の飼育、養蜂などを通じて、多様な収入を創出
*アグロフォレストリー:樹木を植栽するなど森を作りながら合間の土地で農作物の栽培や家畜の飼育を行う農林業)
(上記記事より引用)
2030年までに1600億円以上を投資するというネスレの取り組みに、まずはびっくりです
記事をさらに読んでいくと、さらなる新鮮な驚きがありました!
女性にも支払われる報奨金!
わたし自身、学生時代にウガンダでのボランティアに参加した経験のなかで感じたことがありました。
それは、どうしても女性の立場が弱いということでした。
ジェンダー平等は日本においても大きな課題として挙げられています。
そんな状況のなか、なんとこの報奨金は「世帯主だけではなく配偶者の女性にも支
そして、その手段はモバイル送金!
ただお金を支払うだけでなく、その先にある課題にも目を向けて仕組みをつくっているネスレの取り組みがとっても素敵です。
知って、選んで、買う
そんなネスレによる取り組みによって作られる『キットカット』は2023年に発売予定だそう
今よりも値段が上がることが想定されるそうですが…
・児童労働が背景にある安い『キットカット』
・カカオ生産に関わるいろんな課題に立ち向かっている少し高価な『キットカット』
その二つが目の前にあるとしたら、わたしは後者を選びたい(応援したい)と感じます
商品の背景にアンテナを立ててみよう
すべてに対して、背景を知るのは大変かもしれません。
でも、ほんの少しアンテナを立てることで、より地球と人に優しい選択をできるようになれるのならば…
今回のネスレの記事に触れて、そんなことを想像しました
それでは、また
おはな