毎日がアートだらけ、おはなです
今日は朝からものすごい雨でしたね
みなさんの地域では大丈夫だったでしょうか。
この9月に参加した嶋村吉洋さん主催の交流会Session。
そのときのご縁で、先日なんと友人と一緒に嶋村さんとお話(対談?!笑)させてもらう機会がありました
Sessionに参加して感じたことを話したら、とっても興味をもってきいてくださった嶋村さん。
半年以上先まで交流会のスケジュールが決まっていると聞いて驚いていると、嶋村さんの口からさらに驚きのことばが
「この間、タイのバンコクでJamをやってきたんだよ」
えぇ~!!ついに海外進出…!!すごい!!と、ミーハー心が躍りまくったわたし(笑)
ただ、はじめて国外でJamを開催した背景やこれまでの経験、これからの展望を嶋村さんから直接きいて、そのただのミーハー心は憧れから、たしかな目標へと変化したのでした
今回は、そんなわたしの心の変化を共有できたらなと思います
嶋村吉洋さん初!海外でのイベント開催「Jam in バンコク」
今月9日に開かれたというJam in バンコク
その様子は、週刊ワイズという媒体にも掲載されています(15ページにあります♪)
嶋村さんが今回はじめて海外でJamを開催するにいたった背景には、国連がかかげるSDGs(持続可能な開発目標)が関係しているんだとか
17あるSDGsの10番目に「人や国の不平等をなくそう」という目標があります。
今回のJamはその目標を視野に入れた嶋村さんが、国外いろんな人との交流を通して変化を起こしていきたいという想いがあるのだそうです
とくに今回は「アジア規模で取り組むSDGs」というテーマでの開催。
参加されていたゲストの皆さんとの交流を通して、今後、アジアでも事業を通してSDGsを推進していこうというイメージがさらに明確になったと話す嶋村さんをみていて、
「かっこいいな~」と思う一方、正直「大きな話すぎてよくわからないかも…!」そんな気持ちがぐるぐるしていました(笑)
SDGs(持続可能な開発目標)とは?
2015年までの開発目標とされていたMDGs(ミレニアム開発目標)の後継として国連で制定されたのがこのSDGs。
2030年までに達成すべき“国際社会共通の目標”とされています
17の目標と、その目標をもっと具体的にした169のターゲットがあります
17の目標
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11. 住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任 つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう
(外務省ホームページより )
実はわたし、国際系の大学にいっていてMDGsに関する授業をとったことがあるので、SDGsについても割となじみがあるな~っていう感じだったのですが…
「国連」っていうことばを聞いたときに、どこか遠く自分の知らないところで話されていること・決められたことという意識が強かったんです
タイだけじゃなくて、日本だってSDGsを推進していくべき国なのに、どこかそれを自分ごとに考えることができていませんでした
だからこそ、今回嶋村さんがSDGsを意識して行動を起こしているのを知って、はじめてSDGsをリアルに感じたし、そうやって地域や国をよりよくしていくために自分のエネルギーを注いでいる嶋村さんをかっこいいなって思ったんです
自分の非力さをつきつけられた学生時代がよみがえる
国際系の大学にいっていたのも、いわゆる発展途上国とよばれる国々にとても興味があって、なにか自分が力になれたら…そう思っていたからでした
「とにかく現地に行ってリアルにふれなきゃ!!」
そう信じてやまなかった大学生のわたしは、長期休みのたびにアジアやアフリカの国々に足を運んでいました
ボランティアという形で行くからこそ、絶対なにかを与えてくるぞ!と毎度意気込んでいたんです
ただ、毎回、成田空港に舞いもどったときに感じていたのは、
「また、めちゃくちゃパワーもらってきたなぁ…。わたしは現地の人になにか与えられたのかな??」
という想いでした
もちろん、たくさんの思い出と仲間と経験に恵まれたことには本当に感謝しているのですが、途上国に行けば行くほど、自分の非力さを感じていたんです
じゃあ国連に入って活躍できるくらいに勉強しよう!(大学院にいこう!)とも考えたものの、そこまで“勉強”に力が入らない自分もいて…(笑)
まずは日本で、社会人として力つけよう!と思って入ったのが、今のコンサルの会社でした。
事業を通じて貢献している嶋村吉洋さんと自分のギャップに、あ然とする
嶋村さんのお話を聞きながら、そんな過去の自分が考えていたことを思い出していました
なんだか、社会人5年目になって、すっかり目の前のことに気を取られて、自分が描いていた目標のことを忘れてしまっていたんだな~って、心がチクチクするような感覚に
嶋村さんが事業を通して、日本だけでなくアジアにも貢献しようとしている姿勢はあまりにもまぶしく感じました
そんな気持ちからか、
「嶋村さんはすごいですね…!」
そう無意識につぶやいていたんです。
そのとき、嶋村さんはじっとわたしの目をみて、そのあとなにも言わず微笑んでいました。
なにか変なこと言っちゃったかな?!ってドキドキしていたので、意外な反応にそれはそれでびっくりしてしまいました(笑)
嶋村吉洋さんも普通の人だと知って、自分にベクトルが向いた
そのあと、ふと思い出し、ずっと聞きたかった嶋村さんが自分で立ち上げていく道を進みはじめたときの話を聞いてみたんです
嶋村さんの講演会には参加したことがあるものの、そこまで立ち上げ時期の話はなかったのでずっと気になっていました。
そこからは、とにかく驚きの連続
嶋村さんが中卒で、高校も中退されていること。
寝る間もなくバイトをいくつもかけもちして起業のための資金をつくったこと。
阪神淡路大震災で被災されて、その資金の大半を手放したこと。
それでも決めたことをやろうと事業を立ち上げたこと。
立ち上げ当時はまったくうまくいってなかったことなど…
そんななかで嶋村さんが今の結果をつくってこれた理由は?ときいたら、その答えは…
誰でもできることを、誰もやらないくらいに徹底的にやってきたから
そう、圧倒的な努力量だったんです
元からすごい人だからって思っちゃうのは、そうやって、自分は特別じゃないから、すごくないから無理って、そう思えるからだなって…イテテテ(笑)
でもそれに気づけたからこそ、自分が本当に人生で目指したいもののために、努力する気があるか?と、自分に矢印を向けることができました
嶋村吉洋さんが、憧れから、目標に
タイでのJam開催のことを聞き、ただただ「すごいな~さすがだな~」と思っていたところから、気づいたら「自分もできるかも」そんな気持ちになっていました
いい影響を与えられる力をつけたい、やりたいと思ったことをカタチにできるようになりたい、…そもそももっと自信をつけたい!
ほかにも、「こうなったらいいな」っていう想いがあふれ出してきました(笑)
とっても恐縮するし、おこがましいかもしれないけれど…
嶋村さんが、憧れの存在から、目標になりました
そんなわけで、今回はとても長い文章になってしまいましたが、もしお付き合いいただいた方がいたら、本当にありがとうございます。
気づけたことを無駄にしないように、精進します
また次回のSessionに参加するのがたのしみ
それでは、また
おはな