幹細胞とは?

体の中にある幹細胞は「体性幹細胞」と言い、いくつかの種類があります。

脂肪組織の血管周囲に存在するものが脂肪幹細胞と呼ばれます。

一般的には、決まった細胞以外は他の細胞に分化するという事は出来ませんが、幹細胞は脂肪細胞になるのはもちろん、必要に応じて骨や軟骨、筋肉、血管、神経など特定の細胞に分化する能力を持ちます。

 

脂肪注入+幹細胞

太もも・又は腹部から、幹細胞を含む細胞群を抽出し、専用装置で脂肪幹細胞を分離後、これを移植する脂肪に混合し幹細胞の密度を高めて、ボリュームの出したい部位に注入します。

また幹細胞を混合して脂肪注入を行う事で、 幹細胞は血管新生や脂肪細胞に寄与、たんぱく質を活発に分泌させ、脂肪細胞の生着率をアップさせることが可能です。

 

損傷部・皮膚再生

にきび跡 / 火傷 / 肉割れ / 難治性の傷

脂肪幹細胞は比較的、皮膚や血管の再生に優れていると考えられダメージや傷が出来ると脂肪幹細胞が目覚め活発になりますが、患部に幹細胞を注入することで傷などに反応し、再生を促します

 

美肌アンチエンジング効果

皮膚のハリを保つコラーゲンや潤いを保つヒアルロン酸を作るのは、表皮下の真皮層に存在する線維芽細胞です。

しかし、この細胞の働きは年を取るとともに徐々に低下してしまいます。

そこで脂肪幹細胞を皮膚に注入することで、たんぱく質の分泌真皮繊維芽細胞の能力を高め、コラーゲンやヒアルロン酸の生産を促進、若々しさの維持、ダメージを受けた肌を再生を促します。