私の持病『乾癬』という病気は、皮膚が赤くなって盛り上がり、表面にボロボロと剥がれ落ちる銀白色のフケのようなもの(鱗屑)ができる慢性の皮膚の疾患の一種です。

 他人にうつることは絶対にありませんが(非伝染性)、多くは強い痒みを伴い、体中に鱗屑を伴った皮疹が生じるので、外見上非常に辛い症状になることが多く、学校・職場・社会での生活や人間関係に大きな影響を及ぼし、多くの患者が深刻に悩んでいます。自己イメージの低下や社会的孤立に苦しんでいる患者がほとんどです。また関節を冒される患者も多く、強い関節の痛みや関節の変形もみられます。
 現在、乾癬の医学的研究は日々進められておりますが、未だ原因は不明で、完治させる治療方法も確立されておりません。

 日本には約10万人の患者がいると推定され、「かんせん」という病名から「感染」と誤解され、偏見による苦しみから閉じこもりがちになる患者も少なくありません。自殺に至ることさえあります。
 一般的な治療は塗り薬・飲み薬・光線療法などですが、そうした中、近年新たな治療方法として「生物学的製剤」という画期的効果のある治療薬が注目をあび、既に欧米諸国で使用されており、その優れた効果が実証されています。

 日本でも、関節リウマチなどには使用されておりますが、乾癬及び関節症性乾癬への適用は、患者の切実な願いにもかかわらず、厚生労働省から認可されないまま、日々が過ぎ去っているのが現状です。
 私たち乾癬患者はこの生物学的製剤の適用を一日でも早く実現するよう、昨年の要望書提出に続き、皆さまのご協力を得て、強く厚労省へ働きかけて行きたいと考えております。

 全国の乾癬患者一同、皆さまの署名によるご支援を心からお願い申し上げます。



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