【レポート】7月21日(日) 板橋グリーンホール 18時 | PURE-J女子プロレス

PURE-J女子プロレス

PURE-J女子プロレス所属選手の記事をリブログします!
最新情報と合わせてお楽しみください!!

【レポート】7月21日(日) 板橋グリーンホール 18時

 

◇7月21日(日)板橋グリーンホール 18時
『Road to PURE-J 7th Anniversary vol.4』
観衆175人

 

1、POP選手権 30分1本勝負
[王者]●大空ちえ(12分20秒、タイムマシンにのって)炎華◯[挑戦者]

※第32代王者が3度目の防衛に失敗。
 炎華が第33代王者王者となる。

 

 

旗揚げ7周年の後楽園ホールを3週間後に控えての板橋大会。
オープニングマッチの大空ちえvs炎華は

キャリア4年未満の選手によって争われるPOP選手権試合として行なわれ、
大空がローリングエルボーからロールスルークラッチ。
しかしこれを切り返した炎華が

引退した渋谷シュウの得意技『タイムマシンにのって』で3カウント。

 




 

シングル初戴冠に感極まる炎華は、
「皆さん、こんばんは~!POPチャンピオンになりました!
 先日WAVEの後楽園ホール大会でトーナメントで優勝して、
 この勢いでこれからヤングのトップに立てるように

 もっと頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします!」

と会場のファンに呼びかけた。

 

2、タッグマッチ 20分1本勝負
ライディーン鋼&●米山香織(10分30秒、片エビ固め)真琴&小林香萌◯
※ラリアット

 

 

ライディーン鋼は米山香織とのタッグで、

『まこばやし』真琴&小林香萌とタッグ対決。
米山のダイビング・セントーンから

鋼がリバース・スプラッシュにつないで小林を追い込むも、
ピンチを脱した小林は真琴とのダブルのキックを発射。
真琴がスピアーで鋼を分断すると、

小林がラリアットを叩き込んで米山を仕留めた。

 



 

3、ピュアバトル シングルマッチ 20分1本勝負
  ◯AKARI(12分21秒、ムイビエン2.0)久令愛●

 

 

2週間前の亀アリーナマッチに続いての、

AKARIと久令愛のタッグパートナー対決。
腕を絞め上げてAKARIを苦しめる久令愛だが、
バックに回ってのタイガー・スープレックスはAKARIが踏ん張って阻止。
走り込んで来る久令愛にカウンターのラリアットを浴びせたAKARIは、
腕を巻き込んでロックする

ムイ・ビエン2.0でギブアップを奪い、前回の雪辱を晴らした。

 


 

4、スペシャルタッグマッチ 20分1本勝負
  ◯中森華子&中島安里紗(12分58秒、片エビ固め)世羅りさ●&夏実もち
  ※シャイニングフラワー

 

 

セミファイナルは『バイオレンス・プリンセス』中森華子&中島安里紗と、
『プロミネンス』世羅りさ&夏実もちが激突。
中島との交戦で世羅が口元を切って大流血。
中森のハイキックが中島に誤爆すると

怒った中島が張り手を叩き込むなど激しい攻防を繰り広げると、
羅紗鋏を決めさせなかった中森が、

カウンターのシャイニング・フラワーをヒットさせて世羅から3カウント。
前回の借りを返すことに成功すると、

試合が終わっても4人の乱闘が収まらずセコンド総出で止めに入った。

 







 

★セミファイナル後のマイク

 

 

中森
「これがバイプリだよ!勝ったのは私!
 8月11日・後楽園ホール大会、皆さん楽しみにしていてください!
 そして中島安里紗、私プロレス界で…

 私の人生の中で1番アンタのことが嫌いで…!」

 

中島「イエーイ!1番!」

 

中森
「今までいろいろあったけど、今日PURE-Jで

 最後のバイプリで組んで、勝って良かったと思ってます。ありがとう」

 

中島
「この板橋グリーンホールでの試合は今日が最後ということで、
 本当にたくさんの思い出が詰まったこの会場で、
 たくさん闘ってきたこの中森華子と

 隣りで勝って終わることができて、本当に良かったです。
 ありがとうございました!いよいよ引退まであと1ヶ月となりました。
 8月23日、1人でも多くの方に

 女子プロレスラー・中島安里紗を見送って頂きたいと思ってますので、
 皆さんぜひ応援よろしくお願いします!そして中森華子。

 引退試合…華子にも対角にいてほしいと思ってる。

 

(会場からどよめき&拍手)

 

 バイプリなんてもういいんだよ、どうだって!
 オマエは敵なんだよ、私の!
 最後まできっちり中森華子と闘って

 女子プロレス人生、終わりにしたいと思っています。
 皆さん、ぜひ見に来てください。
 私のPURE-J最後の参戦は

 8月11日・後楽園になっておりますので、よろしくお願いします!」

 

(AKARIがリングイン)

 

AKARI
「安里紗さんもうすぐ引退。私、好きです。

 メッチャいい選手。

 引退前に試合やりたいです。だから後楽園でどうですか?」

 

久令愛
「(割って入り)ちょっと待った~!
 私も安里紗さんと試合したいんですよ!
 PURE-J最後に参戦する後楽園ホール大会、どうですかクレアカリ?
 パートナーは安里紗さんにお任せします!
 安里紗さんと最後の試合、

 精いっぱい頑張るので、対角に立ってください!」

 

中島

「もちろん、やりましょう!!パートナーはおいおい発表させてもらいます!」

 

 

5、デイリースポーツ認定女子タッグ選手権 30分1本勝負
[王者組]◯Leon&高瀬みゆき(15分49秒、片エビ固め)KAZUKI&谷もも●[挑戦者組] 

※旋回式キャプチュードバスター
※第35代王者が初防衛に成功。

 

 

メインイベントはデイリースポーツ認定女子タッグ選手権試合で、
『RED SOUL』Leon&高瀬みゆきに、

『WANTED☆ウォリアーズ』KAZUKI&谷ももが挑戦。
KAZUKI&谷のダブルの蒼魔刀から、

谷はコーナー最上段からのダブルニーを突き刺すと、

キューティー・スペシャルへ。
しかしピンチを脱したLeonは谷の背後から腰をめがけてスピアーを放つと、
フェースバスターと高瀬のギロチンとの合体攻撃からマッド・スプラッシュ。
一進一退の熱戦は、Leonがスピアーから

キャプチュード・バスターで叩きつけて決着となり、王者組が初防衛。
試合後は真琴&小林香萌が挑戦を表明した。

 






 

★メインイベント後のマイク

 

 

Leon
「RED SOUL初防衛、成功したぞ!
 この16年の歴史を誇るデイリースポーツ認定

 女子タッグのベルトを巻いている私たちRED SOULこそ、
 最高のタッグチャンピオンだ!

 私たちのベルトに挑戦したいヤツらはいねぇのか!?」

 

(真琴と小林香萌がリングへ)

 

小林
「…呼びました?私たちのタッグワーク、ちゃんと見てましたよね~?
 私たち『まこばやし』が即席タッグだなんて思われちゃあ困りますよ?
 約10年前、私の初・自力勝利は

 真琴さんと組んだタッグタイトルマッチでした。

 あの時の景色、もう1回見たくないですか真琴さん?」

 

真琴
「香萌ちゃんのことは、まだファンだった頃からの付き合いなので。
 同じ団体(WNC)の先輩・後輩でプロレス的に同じ血が流れてますので。
 2人が組んだら行けるとこまで行けると思います。
 それに私、今タッグのベルトを2つ持ってるんです。
 もう1個欲しいな~♪そのベルトを懸けて試合して頂けないでしょうか?」

 

Leon
「挑戦者として不足はねぇよ。おもしろいじゃねぇか!
 8月11日・後楽園ホールでオマエらの挑戦、受けて立つよ」

 

高瀬

「私たち最多防衛記録を

 塗り替えるのが目標なので、その一歩にしてやりましょう!」

 

 

以下、各選手のコメント

 

★Leon&高瀬みゆき

 

 

Leon
「ベルト獲ってから欠場とかがあってタイミングも合わなかったり、
 3ヶ月でやっと初防衛戦ができたんですけれども。
 KAZUKIさん&谷ももに勝って

 ベルトを守れたことで価値も上がったんじゃないかなと思ってます」

 

高瀬
「Leonさんのムキムキの腹筋に今日は助けられましたので(笑)
 私も人を助けられる腹筋になるように

 日々鍛錬に励みたいと思います!後楽園も絶対に勝ちましょう!」

 

━━真琴&小林香萌の挑戦表明について。

 

Leon
「なんか私的にはちょっと申し訳ないですけど、
 即席タッグぐらいに思ってたんですけど…
 ウチらも師弟の絆では負けないし、

 おもしろい対戦じゃないかと思ってます」

 

高瀬
「後楽園にふさわしい闘いができると思います!
 真琴さんも香萌さんもとてもテクニカルなイメージがあるんです。
 香萌さんはフザけてるようでメチャメチャしんどい攻撃を繰り広げて、
 あんなにセントーンを連発できる人を、

 私は女子レスラーで知らないので。
 そういう2人がどんな組み合わせになるのか?
 私は2人のタッグと対戦したことがないので、

 ちょっと怖くもあり楽しみでもあり。正直ワクワクしてます」

 

━━一緒に過ごした時間は真琴&小林のほうが長いと思われるが?

 

高瀬「私たちも同じ釜の飯を食べてるので」
Leon「PURE-Jのちゃんこね(笑)」
高瀬「私が誰の下で毎日練習してたとお思いですか?負けません!(笑)」

 

★真琴&小林香萌

 

 

━━タッグ王座に挑戦を表明したが?
 

小林
「やっぱり試合見てて熱くなったっていうのが第一に私はあるんですけど、
 今日久しぶりに真琴さんと組んでやっぱり、

 真琴さんも言ってくれてたんですけど
 “同じ血が流れてる”っていうのをすごい感じたので。
 チャンピオンの2人の熱い試合を見て、

 “私も一緒に試合してぇな”って思いました(笑)」

 

真琴
「私はこないだタッグ2冠になったばっかりで
 “もう1個欲しいな”

 みたいな気持ちになってたので、タイミングが合って…」

 

小林「やっぱり私たち完璧ですね」

真琴「時代に求められてる気がします」

 

小林
「10年前の私の初・自力勝利がタッグタイトルマッチで、
 その時初めて真琴さんとタッグを組ませて頂いて、

 私が勝って2人でREINAのタッグのベルトを巻きました。
 どのぐらい巻いてたかは

 ちょっと覚えてないけど、メチャクチャ嬉しかったですね。
 トーナメントで1日に何試合もした末に勝って巻いたっていう」

 

━━王者・RED SOULについて。

 

小林
「Leonさんはすごい尊敬する先輩でもあり、

 ライバルとして見てほしい存在でもあるので。
 Leonさんとタイトルマッチやらせてもらえるのは

 すごい光栄なことですし、嬉しいですね。
 高瀬ともなんだかんだやり合って、
 お互い気持ちのいい相手なんじゃないかと思っているので。
 タイトルマッチの相手としては、すごやりがいがありますね」

 

真琴
「印象はやっぱり、とにかく暑苦しい。
 暑いのホント苦手で、夏だしさらに暑いので、

 大人しくしてほしいので…私たちが大人しくさせます(笑)」

 

小林
「タッグワークじゃないですか?今回のポイントとしては。
 私たちも知らない人からしたら

 即席タッグって思われるかもしれないけど、決して即席ではないので。
 絆としてはRED SOULより全然長いので。
 私がファン時代からお世話になってるので、

 15年以上の仲なので。そういう部分で勝ちにいきたいなと思います」

 

★中森華子&中島安里紗

 

 

中森
「バイプリで勝つっていうのは

(中島も敵で)1対3で勝つのとおんなじなんですよ」

 

中島「何が!?こっちのセリフだよ!ハイキック思い切りやられたよ!」

中森「でもこうして組めて本気で思ってます」

 

中島
「私の中では(無差別戦・中森vs世羅の)

 前哨戦とかいろいろあったかもしれないけど、
 やっぱりバイプリって思いのほうが強かったので。

 良かったです、本当に。
 マイクでも言いましたけど板橋で本当に数えきれないほど闘ってきて、

 最後は隣りで。
 2人に1番似合う“勝利”というものを見せられて、

 良かったんじゃないかなと思いますけど…!
 あんな汚いヤツら(プロミネンス)に

 ナメられてちゃダメだよ?ガツっと後楽園でやっつけてもらって…」

 

━━引退試合の相手に指名したが。

 

中島
「バイプリってものもありますけど、

 対角に立つ中森華子っていう印象のほうが
 中島安里紗のプロレス人生で強かったので。
 最後はね、同期でありライバルである中森華子と松本浩代と闘って…
 まだカードは決まってないですけど、

 プロレス人生を終わりにしたいと思ってます。

 最高の対戦相手だと思います」

 

中森「私じゃないと思った…(苦笑)」

中島「絶対想像してたでしょ!?」

 

中森

「まったくしてない!

 だから私この前の道場マッチ(6.30亀アリーナ)で終わったと思った」

 

中島「勝手になんか“もう悔いないです”とか言って…」

中森「やり切ったと思って」

 

中島
「ぜんぜんやり切ってねぇよ。
 やり切ってないから今日ハイキックしてきたわけじゃん。
 次の(8.23)後楽園ホールできっちりやり切ろうよ!ちゃんとホントに」

 

━━クレアカリからの対戦表明について。
 

中島
「“やりたい”と言ってきてくれることがすごく嬉しい。
 2人ともなんですけど、

 自分が育ってきたJWPというものをすごく感じる2人なので、

 新鮮なのに懐かしいっていう。
 PURE-Jラスト参戦でそんな2人と闘える

 っていうのは、懐かしみつつも未来があってすごくいいなと思います」

 

★炎華

 

 

「WAVEの後楽園ホールのトーナメントで優勝して小波女になって、
 “この勢いでPOPもかっさらってやるぞ!”

 っていう気持ちで挑んだんですけど、
 ちえさんにボコボコにされてしまって…。
 でも最後まであきらめないで頑張って良かったなと今は思ってます。
 シングルのベルトに挑戦させて頂くのも今日が初めてで、
 緊張で内臓全部出るかと思ったんですけど(苦笑)…

 なんとか最後までやり切ることができました」

 

━━POPについての印象は?

「昔の選手を調べると水波(綾)さんとか安納(サオリ)さんとか、
 つい昨日対戦させて頂いた神姫楽(ミサ)さんとか。
 いろんな強くてカッコイイ先輩が持っているベルトを

 “自分も巻きたいな”という気持ちがあったので。
 もちろんベルトは全部憧れなんですけど、

 歴代の先輩を見た時に獲れて嬉しかったなって思いました(笑)」

 

━━これからどのようなチャンピオンに?
「ヤングだけじゃなくて先輩にもガツガツ行って、

 どんどん勝っていけるような。
 実力もつけていけるような選手になりたいので、

 このベルトと一緒に強くなりたいなって思います!」