【レポート】1月28日(日)板橋グリーンホール 13:00 | PURE-J女子プロレス

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1月28日(日)板橋グリーンホール 13:00
「レインボーシリーズ 3」のレポートです。
※オフィシャル記者寄稿

 今年初の板橋大会。ビジュアルハンター・藤ヶ崎矢子は、本間多恵の腕攻めに手こずりながらもダブルリスト・アームサルトの連発からダイビング・ボディープレス、最後はジャーマンでハントに成功。




 前週の王子大会ではタッグマッチで対戦したライディーン鋼と宮城もちが、この日はシングルマッチで激突。ラリアットからのライディーンボムで勝負ありかと思われたが、ピンチを凌いだもちが、ずんだ餅クラッチでフォール勝ち。




 勝愛実と桃野美桜の初対決は桃野がスピードを生かして先制するも、落ち着きを取り戻した勝が徐々に盛り返し、ダイビングエルボーからのイナズマバスターで快勝。





 セミファイナルはKAZUKIが希月あおいを迎え撃つも、KAZUKIの見せ場である「オー!」を先にやられるなど希月のペースに。KAZUKIの大技攻勢をことごとくクリアすると、丸め込みの応酬を制して3カウントを奪ってみせた。




 メインイベントは『P-Ray-L』コマンドボリショイ&Leonの持つタッグ王座に、中森華子&安納サオリが挑戦。安納の立候補による急造タッグながら、開始早々にダブルのフロントキックから2人同時の場外弾を放つなど意欲的な攻めを見せる2人は、終盤にはLeonを追い込む場面も。しかし最後はボリショイのピコニー・スマッシュからLeonがキャプチュード・バスターで安納を仕留め、防衛回数を7に伸ばした。マイクを持ったLeonは、「Ray(※悪性脳腫瘍と闘病中)は私たちと一緒にずっと闘ってます。なので私たちはこのベルトを手放すわけにはいかないんです。もっともっと防衛して価値を高めていきます!」。続いてボリショイは「挑戦者募集してます! 私たち、挑戦者が現れるたびに強くなっていきます。キャリア問いません。ベテランから若手まで、このベルトが欲しいという選手。挑戦を受けたいと思います」と呼びかけると、次週の道場マッチで対戦の決まっている勝に対し、「2018年で私がもっとも楽しみにしている選手です。伸びてくる根をより強いものにするためにも、思い切りつぶしていきたいと思います。覚悟しとけよ!」と宣戦布告した。








以下、各選手のコメント

★中森華子&安納サオリ
 中森「悔しいですね。ホントに運命的なタッグだと私は思っていて、絶対いけると思ったんですね。タッグとしての壁はまだ厚かったのかなっていうのはありますけど、絶対あきらめたくないですね。今日で終わらず、絶対次は巻きたいなという気持ちでいます」
 安納「華さんの想いとかすごい知ってたし、今日会った時に髪の毛や爪が青かったり…そういう愛というか、このタイトルマッチに向けての気持ちが改めてわかって。だからこそホントに申し訳ないというか。すごい悔しくて…(涙)」
 ━━チャンピオンとの力の差は感じた?
 安納「悔しいですけど…はい」
 中森「でも、あと一歩だと思うので“何が足りなかったか?”っていうのを考えて…。次は負ける姿は見せないように、個人個人の力をつけて。まず私は2月に無差別のベルトを獲り返してから(安納に向かって)組もう!…と私は思ってる(笑)」
 安納「はい」
 中森「次に組む時は今以上のタッグになってると思うので、楽しみに待っててほしいなっていうのはあります」

★P-Ray-L
 ボリショイ「手強かったね。ホントに毎回、防衛戦は楽じゃないんですけども、もともとのポテンシャルが高い2人なんで…Leonも途中心配だったよ。でも信用してるけどね。必ずやり返して帰ってくるから」
 Leon「初めて2人が組むっていうことで、まさかここまでやるとは思ってなくて。ちょっと危ない場面もあったんですけども、最後はきっちり勝てたんでV7嬉しいです」
 ━━ベルトを巻いて1年が経過したが、チャンピオンとしての1年を振り返って。
 Leon「ボリショイさんと自分、Rayもいつも一緒に闘ってるので。自分たちだけじゃないので負けられないし、もっともっと進化していきたいです」
 ボリショイ「ピコ・レイ・レオンの頭文字を取った『P-Ray-L』(プレイエル)って名前を公募したり、私とLeonのファン以外にRayのファンの人たちの想いもこのベルトにはあるので。私たちの闘う姿とか評判がRayの耳に入って、励みになっていくと私は信じてるので。もっともっとこのベルトを通じてみんながRayのことを忘れないように…闘っているRayを忘れられてしまうことが私は1番つらいので。ただ防衛するだけじゃなくて、このベルトが欲しい人が増えてくるように、そういう闘いをしていきたいと思っています。実力があってもあぐらをかいてる人とかはそんなにベルトにも興味がないと思うんですけど、やっぱり今日の安納選手しかり、これまでの防衛戦の相手しかり、普通の試合以上に研究もしてくるし一攫千金のチャンスを狙ってくる野心みたいのを感じて、すごく闘ってて気持ちいいので」

★勝愛実
 「恐ろしすぎる、あの子…。すべてに対してバカにしてくるあの感じ…私の元・相方(ラビット美兎)とそっくりですよ。でも、もっと成長していって、また対戦する時が来たら楽しみです。ムカつくんですけどね。これからもPURE-Jに参戦してほしい選手ですね、ムカついたけど」
 ━━今後に向けて。
 「やっぱり私としては常に狙っているものは1つなので。強さの象徴…ベルトがやっぱり欲しいので。2月に中森華子とDASH・チサコがリターンマッチみたいなのをやるんですけど、私はどっちが勝とうが向かっていくっていうのは心に決めてることですし。常にベルトのことは頭にあるので、私はどんなカードでも負けてはいけないと思ってるので。勝ちにこだわってそろそろ結果も欲しい時期なので、そこは1番に狙っていきたいところではありますよ」

★桃野美桜
 「ガツガツしてて先輩とかにもブチ当たっていくような人と試合して、やっぱ1発1発が見た目通り重くて…でも今日は全然自分のペースでできなかったから、また試合したいです。ギャフンと言わせたい。次は勝ちます!」
 ━━先輩をバカにするようなファイトは、仕返しが怖くない?
 「ないです。だって、それが自分だから(笑)。それを隠してても仕方ないし、さらけ出して…それでカチンときたら“器が小さいな!”みたいな気持ちです(笑)」