私が特別何もなくてもただ普通の当たり前の暮らしができる事のありがたさを実感したのは突如原因不明の難病にかかった30歳の年でした。病名は「ウェゲナー肉芽腫症」発症時は鼻出血が止まらず声帯をおかされ声が出なくなり全身の関節炎で手足が動かせなくなり長期の入院生活をおくる事になりました。喉の激しい痛みにより声が出せない、食事も飲用もとれず全身の関節炎で手足も動かせずに約一月間は寝たきり状態で栄養摂取は点滴だった。入院当初は激痛と苦しさ辛さと格闘の毎日だった。
車椅子での移動ができる様になってからは夜中何度も水道の蛇口に口をあて飲めない水を唇に浸らせ水を飲む行為を試しては涙を流していた。
今まで当たり前のように出来ていた事が何ひとつ自分の力では出来なくなった事が悔しくてたまらなかった。
その日から私は今日まで12年間ウェゲナーと付き合っています。
あの苦しくて辛い日々を乗り越えてこれたのは周りの人達の優しさがあったからです。
今もウェゲナーが引き起こすあらゆる症状に悩まされてはいるがこれも体質のひとつと自分の身体に言い聞かせながら生活してます。
幸せの価値観とは人によって様々ですが私は今ある命に感謝します。
東北地方大地震の被災者の方々へ心よりお見舞い申し上げます。
テレビを通じて被災地の情報を耳にし目にする度に心の中に哀しみの恐怖が襲いかかります。身体が不自由なお年寄りや産まれたばかりの赤ちゃん、持病を持つ治療薬が必要な方々や骨折などで一人で動く事もできない入院患者の方々、車椅子の方々などの事を思うと胸が痛い気持ちです。

私は阪神大震災の時に大阪に住んでおり直接被害にあった訳ではありませんが思わず目を背けたくなるような被災地の姿や被災者の方々の哀しみ苦しみを身近に体感しました。
この度の震災で当時の気持ちが蘇ってきました。

私はひとつの優しさは必ず比例すると信じます。
ボランティアの皆さんの活動が被災地の復興の第一歩だと感じます。
絶望の中にもやがて希望が生まれ人々は繋がっていくと心より願います。

被災地の皆さん逆境に負けず心を強く持って一日でも早い復興に希望を持って頑張って下さい。