エホバの証人カルトニュース ものみの塔 JW.ORG
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2月11日から14日にかけて、東京、大阪、札幌の各都市で「第14回カルト救出全国セミナー」が開催されました。
講師のウィリアム・ボーエン氏は、ものみの塔の組織に蔓延する児童への性的虐待の実体を、実際に寄せられた証言を元に報告しました。
その悲惨な報告に会場から時折、ため息がもれました。
エホバの証人の2世として育てられ、5歳の時から野外奉仕に参加し、高校卒業後ベテル本部で働いた経験もあり、組織の中で幅広く活躍していたボーエン氏ですが、3年前に、児童への性的虐待に対する組織の取り決めに致命的な欠陥があることに気付き、問題解決を目指して組織の実態を公にすることを決意しました。
これまで被害の実態が明るみに出なかった理由として、ボーエン氏は「組織は物事を立証するため2人以上の証人の証言を義務付けている」と説明。
それはつまり、虐待を受けた本人の訴えだけでは駄 目で(別々の事件の被害者が数人いても駄目)、同じ現場を2人以上の人が見ていなければならず、仮に、会衆内に虐待の疑いがあっても、「2人以上の証人」がいない場合、長老は懲戒処置を取らないし、警察にも通報しない、ということです。
更に、エホバの証人が児童に性的虐待をした疑いで起訴されても、長老が「潔白だ」と判断したケースでは、組織は弁護士を派遣し、起訴された信者を全面 的に支援します。
ボーエン氏の言葉を借りるなら、ものみの塔協会は「児童に性的虐待をする人間のパラダイス」だそうです。

@2012年2月16日(木) エホバの証人 ものみの塔 jw.org
 ロシアのスタブロポリ地方の知事アレクサンダー・チェルノゴロブ氏は、9月28日の講演『全体主義的カルトは北コーカサス地方に不安定を招く』の中で、エホバの証人問題に言及し、「エホバの証人はイスラム原理主義者と同じくらい危険な集団である」と発言しました。
同氏はまた、エホバの証人の活動を制限する考えがあることを明らかにしました。
既に、7月に予定されていた地域大会の時に、エホバの証人がピャチゴルスク市内のスタジアムに入場することが、警察によって阻まれています。

@2012年2月16日(木) エホバの証人 ものみの塔 jw.org
『わたしたちの王国宣教』の9月号によると、ものみの塔聖書冊子協会は、外国人に対するより効果 的な伝道を展開するために、言語訓練コースを開催したそうです。
中国語、英語、ポルトガル語、スペイン語、ロシア語、タガログ語、韓国語で、合計30のクラスが設けられ、約700人のエホバの証人が訓練を受けています。
また、授業の後、すぐに伝道に出掛けて、学んだばかりの言語を用いているのですが、「統治体の指導による」ことだとのことです。


@2012年2月16日(木) エホバの証人 ものみの塔 jw.org
 デンマークの『エクストラ・ブラデット』新聞は、エホバの証人のことを、「サタンの証人」と呼んでいます。
それは、あるエホバの証人の女性が子供の頃、長老だった父親によって性的虐待を受けたことを公表して、罪を隠し通 そうとする組織の体質が暴露されたからです。

虐待を受けたのはアン・Hさん(名字は公表されていない)。
14歳の時から17歳になるまで父親にレイプされ続けたアンさんですが、家を出て結婚し、21歳で子供を出産した時に、父親が未だにものみの塔の組織の中で尊敬されて、大会で講演をするなどの特権が与えられていることに憤りを覚え、父親の会衆の他の長老たちに初めて虐待のことを明かしました。
しかし、長老団はアンさんの話を受け付けてくれませんでした。

その理由は、父親が虐待の事実を否定したこと、また、二人以上の証人がいなかったからです。
組織内で、児童に対する性的虐待の罪が成立するために、「二人以上の証人が必要」というのは、組織が長老たちに配っている内部文書に書かれていることですが、その内部文書を入手した『エクストラ・ブラデット』新聞は、この問題を大きく取り上げることにしました。
「児童に性的虐待を働かせる者は、他に誰もいないことを確認したうえで、罪を犯す。
だから、『証人が必要だ』という主張はばかげている。
組織は罪がばれないように、防衛策を取っているだけで、幼い被害者たちのことを全く考えていない。
彼らはエホバの証人ではなく、サタンの証人だ」と、アンさん以外のケースも紹介しながら、組織を訴えています。

ちなみに、アンさんの父親は、最近になって、罪を認めたとのことです。

@2012年2月16日(木) エホバの証人 ものみの塔 jw.org
 去る2月26日、エホバの証人の夫婦の間で起こされた慰謝料請求控訴事件に対する東京高裁の判決が言い渡されました。
それは一審を支持し、エホバの証人だった妻が非信者の夫に慰謝料20万円を支払えというものでした。
この夫婦は今回の裁判の前に離婚の請求と親権の主張を巡って争っており、2002年の7月に既にその決着がついていましたが(裁判所は離婚を認め、親権は父親にあるとした)、夫側は、自分たちが離婚に至ったのはエホバの証人である妻が、社会的常識を逸脱した教育や生活を子供たちに強要していたこと、鞭による虐待をし続けたことなどにあるとして、再度妻を訴えたのです。
今回の判決は、夫の言い分を認めただけでなく、エホバの証人の信仰に問題があることを認めたものです。
この点は、草刈裁判(エホバの証人の救出カウンセラーである草刈定雄牧師が、夫と共謀して自分を監禁したとして、エホバの証人の女性が損害賠償を求めた裁判)においても、認められています。


@2012年2月16日(木) エホバの証人 ものみの塔 jw.org