日頃より、日本女子体育大学ラクロス部への温かいご支援・ご声援、誠にありがとうございます。
今期、AT幹部を務めております、4年のいちです。
今回は、ラクロス人生最後となるリーグ戦に向けて、私自身の思いを綴らせていただきます。
今期、初めてAT幹部という立場を担いました。
「このチームを自分が引っ張る」そんな思いを胸にスタートしました。
でも、現実は想像していた以上に難しくて。
何をすべきか、どう計画すればいいのか、何一つ分からず、もがく日々が続きました。
一番苦戦したのは、「チームのことを考える」ということです。
正直に言うと、私はこれまでずっと自分中心にラクロスをしてきました。
自分の出場シーンやプレーばかり見返して、目指すのも“自分がなりたいプレーヤー”。
チームメイトの動画を見返すことなんて、ほとんどありませんでした。
本当に“自由人”だったと思います。
そんな中、ある日コーチに「いちは、どんなATで点をとりたい?」と聞かれました。
その瞬間、頭の中に「やりたいこと」が一気に浮かんできました。
でも、それを形にできない現状にギャップを感じて、すごく苦しかったのを覚えています。
4年になり、チームのことを考える時間が圧倒的に増えました。
でもその分、いつからか「ラクロスって楽しいな」と思う瞬間が少なくなっていきました。
勝ったら嬉しい。
シュートが決まったら嬉しい。
後輩の成長を見ると嬉しい。
…だけど、
心から“楽しい”とは思えない。
そんなモヤモヤを抱えながら、最近まで過ごしていました。
そんなある日のミーティングで1年生が、「もっと上手くなりたいです」って話す子がいたんです。
私、泣きました。
「ああ、懐かしい。その気持ち。」と。
彼女の素直な言葉を聞いたとき、今の自分は何をしてるんだ、と思いながら
昔の自分の姿を思い出していました。
“チームのことを考える”のは当たり前。
だけど、自分自身のことをまったく考えなくなっていたと気づきました。
そしてもう一つ、思い出したことがあります。
私たちが1年生のとき
「マジで、うちらで1部昇格しよう」って言い合っていたあの瞬間。
私は改めて、このチームで、この同期と一緒に、1部昇格したいと強く思いました。
私たちが作り上げたチームを是非見て欲しい
私のチームって強いんです。
色々な奴がいて、一人一人ちゃんと強い心持ってるんです!
そんな仲間とリーグ戦を迎えることが出来て私は今すごく楽しいです‼️
いよいよ、最後のリーグ戦が始まります。
これまでの4年間、いろんな思いがあったけれど、やっぱり私はこのチームが好きだし、最後まで仲間と一緒に、全力で戦いたいと思っています。
応援、よろしくお願いいたします!