【保護情報】外傷を負ったキジバトのヒナ | JWC NEWS

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JWC(NPO法人ジャパンワイルドライフセンター)は、
野生動物の保護を目的として
1990年に設立した野生動物保護団体です。

皆さんこんにちは。
室中です!

連日、東京も台風の影響でお天気が優れない日が続き、溜まる洗濯物に頭を抱えていましたが、ようやく本日は晴れ間が広がり、ここぞとばかりに洗濯物を干しています☀️

さて、今回も新しい保護情報をお届けします。
どうぞ、最後までお読みいただけますと幸いですビックリマーク

8月6日(日)にまだ黄色い産毛が生えているキジバトのヒナが保護されてきました。



ネコに狙われていたところを保護され、のづた動物病院で診察したところ、左翼と右脚の付け根に裂傷が見つかりました。 





抗生剤を処方してもらい、数日間は酸素室で保温をしながら世話に当たりました。
どこか元気がなく、餌も普通のヒナに比べて積極的に食べようとしませんでしたが、強制給餌を続けてどうにか体重は増加し、怪我もほとんどわからないくらい綺麗になったので、昨日、酸素室から室内バードケージへと移動させました。




まだ、都度の強制給餌を行なっているので、今後は自食の練習を行いつつ、飛行のトレーニングも進めていきたいと思います!

《JWCからのお願い》
この時期、ほとんどの哺乳類・鳥類は子育てを行います。
その為、ヒナや幼獣の近くには、親がいることが大半です。
結果的に親子を引き離す結果となってしまう可能性があるので、見つけたとしてもすぐに保護しないようにしてください。

※JWCは皆様のご寄付・ご支援により活動を行なっております。
一羽でも、一頭でも多くの命を救えるよう、ご協力いただけますと幸いです。