さとやまニュース | JWC NEWS

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JWC(NPO法人ジャパンワイルドライフセンター)は、
野生動物の保護を目的として
1990年に設立した野生動物保護団体です。

こんにちは!
最近不安定な天気が続いてましたけど、今日暑いですねー。


さて、そんな不安定な天気が続いていたわけですが、さとやま保護センターも雨や風に襲われました。
バードケージで飛行訓練を始めたヒヨドリのairとバル、そして、カルガモさんたちは外でその直撃に見舞われていましたが、今日も元気そうにしていました。
airとバルは頭の毛が生えそろったらいつでもリリースができるほどしっかりと育ってくれています。


また新たにヒヨドリが来ました。
運転中の車にぶつかって運び込まれてきた「ジーコ」ちゃんです。
風切羽が短くなってしまっているので、今後この羽がうまく生えてくれれば、元気自体はあるのでリリースができそうです。むしろ、成鳥なのであまり人から餌を食べてくれず、ケージの中にもいるのがストレスなようなので、早くリリースができればと思います。


そして、近々さとやまに搬送される予定の鳥たちはリハビリの課題がいっぱいです。
ドバトの「との」。
脚が動かずうまく立てず、ひっくり返ったままずっと過ごしていたドバトだったのですが、台風が来た翌日、突然立ち上がり、歩き、餌をついばみ始めました。
スタッフ全員が「!?」となっているのをお構いなしに彼はのんきそうにしています。
ドバトの「ひめ」はカラスにつつかれていたところを保護されて連れてこられた子で、左翼を骨折しており、警戒心が高い子です。この子ももう少し広い場所で飛べるかを見てあげたいです。
三羽目はこれまたドバトで「てらいち」さん。
てらいちさんは片足が潰れてしまって壊死していたので、急遽、断脚手術を行いました。予後は順調で、担当した先生曰く「もう連れて行ってもいいんじゃないかな」だそうです。

明日はとのとひめをさとやまに連れてくる予定です。