保護されたキジの卵11個は、約2日間かけて全て無事に孵りました。
はじめのうちは、おっかなびっくりだったヒナたちも、早くもミルワームやタンポポなどを自分からおねだりするようになって、みんな元気いっぱいです。
~JWCからのお願い~
今回は、たまたま草刈機に巻き込まれてしまい、母鳥が抱卵できる状態ではなくなってしまったので、卵を保護することにしましたが、万が一、卵やヒナをみつけた場合は、親鳥がエサを探しに行ったりして、一時的にその場を離れていることもあります。すぐに手を出さずに、離れた場所からしばらく様子を見てあげて下さい。
また、草木が青々と生い茂り、草刈の時期に入りましたが、草を刈るときには、辺りをよく見て、このような事故が二度と起こらないように注意していただきたいと願っています。抱卵している母鳥は、今回のように草刈機の音がしても逃げず、卵を守っていたりするのです。