フランシスです、こんにちは。
9月中旬、アフリカのジンバブエのゲーム公園で、
水場が汚染され、数十頭の動物が亡くなり、健康への不安が起こっています。
キャロライン・ワシャヤマヨ氏(ジンバブエの公園と野生生物管理の代表者)によると、ゴナレゾウ, マナプールズ, サンベジ, Charara and Matsudona 国立公園の水場が正体不明の毒で汚染され、今回、9頭のゾウ、5匹のライオン、2匹のバッファロー、そして数匹のハゲワシが、その汚染水を飲んで死亡したことが分かっています。
ジンバブエ当局は、もし近隣の住民が誤ってこの汚染水を飲むと健康に被害が出ると懸念し、その地域をパトロールしているレンジャー達に自分の水を持ち歩くよう促しています。
地域保全グループは今年7月、ザンベジ谷のゾウの群れを殺すため毒入りパンを使用したとして中国人鉱山労働者を告訴しました。昨年には、毒入りキャベツの葉が南東ジンバブエでサイを殺害するため使用されたと報告されています。
ケニアでは2~3年前に、ライオンなどの野生動物に家畜を襲われた飼い主が、その報復にフラダンR(農薬)を家畜の死骸に塗り、野生動物を毒殺するという事件が多数起きていましたが、音もなく忍び寄る猛毒の薬品は、野生動物と身近に接する僕たち人間にとっても非常に恐怖です。