三矢さん | デジタルなアナログ~JWA東海プロレスリングアナ藤本のブログ~

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愛知、名古屋で活動30年超!
ローカルプロレス団体の老舗、JWA東海プロレス。
プロレスのことも、そうでないことも、
リングアナ藤本がデジタルなブログに書き綴ります。

25周年興行、無事終わりまして、ほっと一息ついております。
来場していただきました、たくさんのお客様、
本当にありがとうございました。
そして、会場に来られなかったけれども、
どんなんだったかなーっと気にしていただいた方もたくさん見るようで、
ツイッターやFB、このブログ、とたくさんアクセスしていただけました。
本当に感謝しております。

さて、こちら、
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25周年大会に配られた東海新聞であります
いつも、大会の見どころや脇海道代表の近況などが自由気ままに書かれております。
そして今回ふれられていたのが、
故テッド三矢レフェリーのことでありました。
脇海道代表らしいユーモアを交えた、三矢さんへの別れと誓いの言葉は、
涙無くしては読めません。
そこには、仲間とか友人とかよりも、
もっともっと強い絆で結ばれた二人の関係が表わされていました。

少し自分も思い出してみましょう。

悲しい知らせが届いたのは、今年6月。

あまりにも急すぎる旅立ち。

代表から連絡があったときも信じられませんでした。

そして、ただただ、涙を流すのみでした。

私と三矢さんは同い年。
中日とヤクルト、応援するチームは違えど、
濃いーファンである僕らは、
いつも試合前に野球談議に花を咲かせていました。
そういえば、あまりにもドラゴンズが弱いから中日スポーツ不買運動してたなぁ。

そしてプロレスのことも、もちろん濃いー濃いー。
んでもって、真面目!
私がレフェリーとして初めて試合を裁いた時も的確にアドバイスをくれました。
ご自身のレフェリングについて反省しているのも大会後の常でしたね。

あんなに立派にレフェリーとして立ち回るのに、
「おれ絶対リングアナだけは無理なんすよ」って言ってましたね。
「すごいとおもいますよ」って、ぼそっと言ってもらえてすごくうれしかったです。
大ベテランに言ってもらえてホントに。

新しいシャドーが参戦する度に、
「どんなレフェリングで?」「どんなコールで?」とか相談したなぁ。
敵とは言え、その持ち味を殺したらまずいという思いがお互い有りましたね。
ワッキー劇場の立役者の一人です。

山崎さんと二人で、12/18復活ワッキー劇場見ていました。
メインは山崎さんが裁きました。
終わってから「やっぱ三矢さん凄いわ」って言ってました。

山崎さんは12/18の試合前にこう言ったんですよ。
「こそっと、メインのレフェリーをテッド三矢でコールし間違えませんか?」
だって、できるならしたいよ。
間違いじゃなくて、ホントにしたいよ。

でも山崎さんの名前を呼びました。

俺は「三矢さんだったら」なんてもう言いません。
山崎さんがいますし、なんなら俺も。

悔しかったら降りてきて裁いてみやがれっちゅう話ですよ。
ホント。


みんな写真に手を合わせてくれました。
大好きなコーラも供えてくれました。
むこうで一杯やりながら、新年を迎えてください。
俺たちはまだまだ東海プロレスやり続けますので。

来年は2月12日が最初です。
道場でのリング積込み朝8時集合です。
よろしくお願いします。


三矢さーーーーん!