東海プロレス12/26大会第5試合:野崎VS怪覆面エックス | デジタルなアナログ~JWA東海プロレスリングアナ藤本のブログ~

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東海プロレス12月26日大会結果です!
 
<第5試合1/60>
野崎王我VS怪覆面エックス
 
今年3度目のシングルマッチ。
2連敗と後のないエックス。
みどころが非常に見えづらい顔合わせと思われたのですが...
 
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メインらしい重い立ち上がり。
 
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エックスのエグいレッグラリアットで、
野崎選手のスイッチが入ったか。
ケンカキックをガンガンヒットさせていく!
 
 
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エックスは、「やはり」と思わせる1000の技で野崎を攻め立てる。
特に下段真ん中の写真、
トップコーナーからのダイビングセントーンは
驚愕の衝撃音が館内を揺らした!
 
 
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それでも3カウントを許さない野崎。
目はうつろながら、何度も肩を上げていく
エックスは打つ手無しといったところか。
印象的だったのは、この後。
場外に出たエックスが、
青コーナー下においた
真っ赤な東海プロレスTシャツを手に気合を入れなおすシーン。
この一戦にかけるエックスの気持ちが
充分に感じ取れる場面でした
 
ペースを取り戻した野崎は、
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スワンダイブのミサイルキック! 
その姿は"猛禽類最強"といわれる大鷲のよう
飛ぶ前の両手の羽ばたきがチェックポイントなんですよっ
 
 
 
 
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そして出ました!オウガ’sロー!
エックスの首を刈り取るように決まったぁ!雷
 
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エックスの巨体をドラゴンで見事投げきって、
2010年を勝利で締めくくりました!
 
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疲労困憊の両者しょぼん
 
 
マイクを取ったエックスがおもむろにマスクを脱ぎナント!
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正体を明かしました。
正体はベテランの山田靖獅選手
団体活性化のため、自らのモチベーションUPのため、
マスクを被り、エックスとして試合に臨んでいたとのこと。
今日でエックスは引退するとも。
そして、2011年は素顔で、
JWAチャンピオンの野崎に挑戦できるよう
がんばって行きたいアピールしてくれました。
 
いまは肩の怪我で欠場中の、"盟友"岡田選手にも声をかけ、
興行のオーラスは、全員参加の「ウートウカイ!」で締め。
 
野崎選手を中心に、来場していただいた大勢のお客さんへ、
2011年の東海プロレスの熱戦を約束しましたよ!
 
 
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試合後の山田選手。
このTシャツで入場したんです。
「昔からのお客さんからすれば、東海といえばこのTシャツかなと」
「進退をかけてってわけでもないけど...」
「意気込みを見せたかったって言うかさ」
えー、えー、痛いほどわかりますよ。
 
この試合、
序盤、野崎選手はエックス選手の攻撃を受けに受けました。
それはエックス選手の攻撃が効果的だったともいえますが、
自分はこう見ます。
 
あくまでも、自分の想像です!が。
 
野崎選手は、エックスの正体がわかって今回の試合に臨んでいたんだと。
そして、その正体をわかり、その心の内を、意気込みをわかったからこそ、
序盤はあえて受けたのではないかと。
 
山田選手は、
最後のマイクでこうも言いました。
「しっかりしてくれよ、野崎」
「今年負け続けじゃないかよ」と。
 
この試合、山田選手は自身の引き際を、
本当に賭けようとしていたのではないかと思いました。
それほどの雰囲気でしたのでしょぼんチガッテタラゴメンナサイ
 
で、この雰囲気を感じたからこそ、
野崎選手は、
先輩の思いのこもった攻めを全部受けきろうと思ったのではないかなと。
もしかしたら、これが最後なのでは...という思いから。
 
また、野崎選手のフィニッシュへのたたみ掛け。フルコース。
今年、野崎選手は試合中、首に手をやるシーンが目立ちました。
ドラゴンSHなどブリッジ技は見ていて身が縮む思いで見守る自分がいました。
正直、オウガ'sローで決めても良かったんじゃないでしょうか。
それでも出したドラゴンSH。
先月、先々月で出したそれとは意味が少し違った、
十八番だったのではないでしょうか。
 
 
「野崎VS山田」は2011年期待のカード。
 
 
プロレスはその背景が濃いほど面白いですねぇ
 
○野崎王我(19分55秒飛龍原爆固め)怪覆面エックス×