私にはゆきちゃんという同じ歳の幼馴染がいました。

彼女のママは、まだ研究生でした。


 その研究に、参加した時のこと。


 ママがゆきちゃんに「この本を読んでなさい」と言い、聖書物語の本を渡しました。

(黄色い本です。まだあるのかな)


ゆきちゃんは、なにげなく、

「やだ」と言ってしまいました。


ママは、ゆきちゃんのほっぺに平手打ち。


「あなた今やだって言ったのよ!」


ギャンギャン泣くゆきちゃん。


「ごめんなさい」「ごめんなさい」と

謝ってるのに、


ママは構わず、説教してました。


なんだか、とてもショックでした。


ショックを受けながらも、

私は人前で叩いたりはされないし、

ヤダと言ったくらいではそこまで怒られたことないので、

「ウチはまだマシだなぁ」と思っていました。


さらに怖いのが、司会者の姉妹が、

うんうんとうなずきながら、

それを見ているんです。


今思えば、コイツが叩くように入れ知恵してるんですよね。


あー、恐ろしい。。。