先日、ドードーの旗のもとに という、群衆朗読劇を観てきました。

演劇と言うと、役者さんが演技をするのが一般的な訳ですが、これはなんていうか、声優さんが台本を呼んでいる風景を観ているような感じの作品なんです。

物語を観客に読み聞かせるといった感じですね。

もちろん、各役者さんは衣装を着て感情移入をして表現されるので、ただしゃべっている訳ではありません。だんだん、ストーリーに引きこまれていきます。

私はとても楽しめたのですが、こんなのは演劇じゃないと、とくに演劇通の人ほど、そういう意見が多く、非常に賛否の分かれる作品なのだとか。

私は演劇に関してはシロートなので、感想以上のものは言えないのですが、料理がうまいかまずいかで判断されるように、私にとって演劇は、面白いか面白くないかしかない。

面白ければまた観に行きたいと思う訳で、別にそれでいいじゃないかと思う。

ガラスの仮面でいえば、北島マヤが全員欠席というハンデを押しのけ、台本無視の一人舞台を演じ切り、一般投票で一位になるも、神聖なる演劇精神に欠けるという理由で失格になったようなもの。

私がなぜこの話をここでするかというと、このような作品は非常にマネタイズに向いているんじゃないかと言う事。

役者さんは、普通の芝居に比べ特殊な演技は必要とされないから、素人でも演じる事が出来るだろう。
物語さえ良ければ、シリーズ化も可能となってくるし、上演までに時間が余りかからない。

ニコ動などと連携すれば地方の人にも見てもらえる。演劇とネットは実は相性が良いと思う。
それよりも何よりも、これは朗読中心なのだから、ラジオ媒体にも向いているのだ。

そういう事も考慮に入れた上での実験作なのでしょうか。

とても可能性のある作品だと思いました。

次は第二章。2011年夏上演予定だそうです。