前回の続きです。

1.前回の下方修正の要因に、保守の減額交渉があったが、付加価値ビジネスを展開するシンプレクスなのにどうしてこれを呑んだのか?
価格競争に巻き込まれてきているのか?
→保守については、シンプレクスの特徴を出せる部分が少なく、他に入っている会社とある程度、合わせる必要がある。今回は、一律10%等のカットをして欲しいとの要請で、シンプレクス以外が全てその条件を呑んだという事で、止むを得ずに応じたとの事でした。

 但し、これはあくまで保守だけで、サービス事業についてはそんな事は無い上、あくまでもリーマンショック等の影響で今回限りの一過性のものだから安心して欲しいとのことでした。


2.海外展開について、道筋が立ってきたのか?
→プロ向けの製品と投資家向けの製品とそれぞれ異なる。プロ向けはアメリカがほぼ独占しているし、投資家向けは、当然中国とかも入る。シンプレクスとしては、両方を対象にして準備しているとの事でした。


3.メガバンクや3大証券の引き合いが出てきているとの事だが、一気に雪崩を打ってシンプレクスに来ているような感触はあるのか?
(大手ベンダーは、技術力はあるが業務ノウハウが無く、トータルで受注できるような会社は他にないため)
→案件が小さい時は、シンプレクスが勝ったとしても大手は諦めていたが、大手の一括受注の場合、数十億という規模になる事から、簡単には大手も引き下がらず、なりふり構わず仕事を取りに来ているとの事。なので、この営業攻勢に打ち勝つべく、努力しているとのことでした。純粋に総合力では、シンプレクスには適わないと思うので、直球で粉砕してもらいたいところです。

4.第2UMSの進捗状況はどうなっているか?
 中経では、来季より収穫フェイズにはいる訳ですが、第二のUMS事業の進捗が気になるところなので、質問してみましたが、どうやら、まだseedの段階のようです。ただ、R&Dは必要な投資であり、毎年積んで進めているとの事。USの事務所についても金融の最先端であるアメリカで情報収集しているとの事でした。UMSについては、金融にこだわる必要は無いと説明されてましたので、もしかしたら、他業種展開もあるのかも知れません。

あとは、他の方の質問で気になったところ。人事面の話では福井取締役副社長よりお話がありました。
今年は、良い人材を取るため、今まで以上にハードルを上げたとの事。新卒で2080名の応募に対して、内定者は30名。約1%の狭き門。

シンプレクスの人材採用には定評がありますが、今まで以上に厳しくしたというのは、ますます期待できそうですね。

という事で、総会参加した訳ですが、私の聞きたかったことが全て聞けたのは大変収穫でした。

この会社は、IT系の企業で、こういう会社であるべき、もし、私が社長ならこういう経営をしたいという事を具現化していると考える企業のひとつであります。

まだまだ成長過程だと思いますので、今後の成長を見守っていきたいと思います。